ひゃくまんさんを訪ねて112里。〜2日目・後半〜 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

※東京〜金沢が約450キロ、1里=約4キロで計算してます。

 

9月上旬、汗かき夫と2泊3日で北陸を旅することになった。

 →前回までの様子はこちら・・・

ひゃくまんさんのふるさとを訪ねて。

ひゃくまんさんを訪ねて112里。〜前夜〜

ひゃくまんさんを訪ねて112里。〜1日目・前半〜

ひゃくまんさんを訪ねて112里。〜1日目・後半〜

ひゃくまんさんを訪ねて112里。〜2日目・前半〜

 

 

今日の宿泊はここだよー。

 

汗「昨日のとこに比べるとアレだけど、悪くないはずだから。」

私「全然いいよ!加賀の湧泉って書いてる!温泉あるなんてすごいじゃん。」

 

なんとこんなビジネスホテルのナリして、温泉があるらしい!

 

 

いいじゃん、いいじゃん。広くてキレイ!

 

さ、荷物を整えて金沢の街に繰り出すよー!!

 

まずは夕食の店は決まってるから〜 

←汗かき夫が事前に調べてすでに予約済。食事に(だけ)は異常な情熱を燃やすお方。

 

観光地巡りをさっさと済ませるべく、まずは金沢21世紀美術館に行くことに。

 

 

私「人気の美術館だというわりに閑散としてるね〜。雨模様だからかな。」

 

 

私「とりあえずグルグル〜。」

 

そして館内に入ると・・・「本日休館」の文字が。

 

私「ぐえー。ここもまた休みーーーーー!!!あ〜そうか、今日月曜だった。」

 

ザ・調査不足。

旅行中って曜日感覚なくなるよねー。鼻ホジホジ。

 

どうせ明日もこの辺来るから時間があったら行こうぜ〜。

さ、気を取り直して。

いよいよ私のひゃくまんさんのふるさとに行くよー!

 

↑わたしのひゃくまんさん。

 

バスにのってひがし茶屋街へ。

この日から翌日と、とにかくバスにのりまくった。

2日間でバスの達人を名乗れるほど。但し自称。

 

 

(多分)浅野川〜。

 

私「岡山城周辺となんとなく町並みが似てる。やっぱり城下町だからかねえ。」

 

 

私「こんなところに金沢烏鶏庵が。」

汗「なんか買うの?」

私「大丈夫。恵比寿の三越にあるから。」

 

そんなこと言い出したら、

たいていのものはネットか東京のどこかで買えちゃうんですけども!

カステラ重いし!今からご飯食べるっつーのにカステラ抱えていくのも・・・。

 

 

ひゃくまんさんのふるさと「さくだ」、キター!!

 

 

でっかい福助さんがお出迎え。

頭は金箔。

 

2人で入店した途端、店員さんが

「お時間があれば、まずは金箔作りの工程を見学してみてください。」

とグイグイ工房に連れて行かれた。

 

私「むむ。これは無理矢理買わされちゃうパターン?(ヒソヒソ)」

私「ま、とりあえずひゃくまんさんのお座布団だけは買う予定だし!(ヒソヒソ)」

私「もしたっかい金塊とか売りつけてきたら、

  どう見てもカタギじゃないその怖い顔をちらつかせてビシッと断るように!」

汗「聞こえるよ。」

 

最後だけつい大きな声が出てしまった。

 

かわいらしい職人さんらしき女性が、金箔ができあがるまでについて、

よどみなく説明してくれる。

一日何回同じこと説明させられてるのかしら。ごめんなさいね。

とか余計なことを思っておりました。

 

説明の最後に小さな金箔を手に乗せてくれて、ゴシゴシしました。

パラパラパラ〜。

 

私「ああ、もったいない!!」

 

そして説明が終了。

何も売りつけられることなく、本当に「金箔ができるまで」を説明してくれただけだった。

 

 

しかも金箔入りの麦茶まで出してくれるこのおもてなしっぷり。

疑ってごめんよ。

 

 

私はこの店、気に入ったでー!!!

ほとんどの店員さんはすごく愛想よくて親切だったし!←ビミョーな言い方笑

 

そして店内を物色。

きゃー!

ひゃくまんさんがたくさんいるーーーー!

 

私「うちにもこのひゃくまんさんがいるんです〜」←聞かれてもないのに言う。

店「あ、そうなんですか!ありがとうございます!」

私「なのでせっかく金沢に来たので、お座布団を買おうと思って。」

店「それならこれですよ〜。」

私「わーい、ふかふか〜。」

 

そして私は金箔美容コーナーへ。

金箔ってなんか肌にいいらしいじゃん?

 ←どうせ使わないのに・・・というご批判は、あーあー、聞こえません。

 

汗がなにやら手にしてこちらへやってきた。

 

汗「これも買ったら?」

私「え!?なんで!?ひゃくまんさんの友達?」

汗「かわいいじゃん。」

私「お前は乙女か!でもどうせ買うなら、

  これよりもっと小さいサイズをいっぱい買って並べたほうがかわいくね?

  こんな感じで〜」←店内ディスプレイを指差す。

汗「いいや、これをひゃくまんさんの前に2つ並べるの!」

私「さよか。ならあなたが買いなはれ。」

 

そして引き続き私が店内を物色していると、

私の相手をしてくれている店員さんとは別の店員さんが汗かき夫に話しかけていた。

 

店「このひゃくまんさんがおうちにあるとか。」

汗「あ、そうなんですよ。」

店「どちらで買われたんですか?あ、旦那様は九州の方?」

 

私(ズコー!!!笑)

 

なぜ、九州?

どこからどう見てもカタギじゃない感じが九州男児を彷彿とさせたのかしら?

外見は野獣だからなあ。←命名:元同僚K

でも中身はインパラ。

 

汗「なんで九州って言われたんだろ。」

私「その顔がいけないのでは!?プークスクス。

  ・・というのは冗談で、最近、九州で物産展でもやったんじゃないの?」

汗「そうかなあ・・・」

 

納得がいかないご様子の汗かき夫でありました。

 

ひゃくまんさんがうちに来た経緯はこちら・・・↓

リブログとやらの機能を覚えて、昨日から使ってみているのだが、

リブログされました、とわざわざご連絡がくるのだ。

 

うん、自分で自分の記事をリブログしてるんだから当然知ってる。

とお知らせを読みながら思う私なのであります。

でも他の方がリブログしてくれたら、そのお知らせ機能はありがたいね。

 

 

ちなみにこちらの「さくだ」さんのお手洗い、なんと金一色!

金の茶室で有名な豊臣秀吉もビックリの洗面所!

 

いやー、まぶしいわ〜。

いい感じで顔がテラテラしてるわ〜。

 

と落ち着かない心地で用を足したのであった。

 

 

店内の展示棚には古い写真が飾ってあった。

 

私「ロンとヤスだ。きっとロンとヤスが来たんだね〜。」

汗「なに、それ。」

私「ロンとヤスだよ。知らないの?」

汗「若いからかなあ、知らない。」

私「2歳しか違わないでしょうが。

  ロンとヤスを知らないだなんてノータリンだ。常識知らずだ。おばかちゃんだ。」

 

と罵っておきました。

 

ちなみにロンとヤスとは・・・

中曽根康弘(ヤス)とロナルド・レーガン元アメリカ大統領(ロン)のこと。

2人は「ロン」「ヤス」と呼び合うほど親しい仲だ、

というニュースがありましてな・・(以下、略)

 

 

「さくだ」を出てひがし茶屋街を散歩する。

 

 

私「テヘ☆」

 

おほほ、さくだのでっかい袋が目立ちますな。

 

ひがし茶屋町の中にかわいらしい小さなお店があったので入店。

とーーーってもかわいらしい店員さんが、すーーーっごく丁寧に対応してくれた。

 

美人は性格もいいってのは本当だね〜。

美人は性格悪い、という話はブスのひがみだと思うわ〜。←言葉が悪い!

 

 

美人店員さんにのせられて、要らんもんを買うてもうたわ。

 

 

店員さんのかわいさと、商品のかわいさだけで買ってしまったマグネット。

 

私、これ、どうすんの笑

開封してマグネットだけになったら、すげー間抜けなんじゃなかろうか。

と翌日帰宅してから、しみじみ反省しましたね〜。

 

でも楽しいお買い物だったから全然イイの!

 

ひがし茶屋街を歩いていると、

着物姿の若いかわいい2人の女性(観光客で大学生?)から写真を撮ってくれ、と頼まれた。

 

かわいく撮ってあげなければ!!!

と使命感に燃えた私、蜷川実花ばりに撮ってあげました!

 

「いいよいいよ!」

「もっと2人くっついて!」

「アップとヒキを撮るからね!」

「2人ともチョーかわいい!」

「もっと笑って!!!もう1枚ね!!」

 

てな感じで、すんげー撮ってあげました笑

 

おかげでステキな写真が撮れていたみたいで、とっても喜んでおりました。

よかったよかった。

 

 

さて夕食の時間まであと1時間以上あるのだが、もう行くとこないし、

←21世紀美術館が閉館だったのが計算ミス。

ちょっと電話してみて早く行ってもいいかどうか聞いてみよう、と電話しますれば、

快く応じてくださったので、またもやバスの達人、バスに乗ってお店へ。

 

 

住宅地にヒッソリと佇むお店。

iPhoneのマップがなければ絶対たどりつけなかった・・・

ビバ!IT革命!←?

 

 

客は私と汗かき夫の2人だけ。←早い時間に行ったから〜。

丁寧に天麩羅を揚げてくださいました。

 

とてもじゃないが写真を撮る雰囲気じゃなかったのでナシ。

ソムリエさんもいて、おいしい天麩羅とおいしいワインをいただいた。

 

東京の天麩羅屋なんか目じゃないくらいおいしかった。

(東京で天麩羅食べないからよく知らんけど(汗))

 

すんごーーーーくおいしかったので、また行きたい!!!!!

と汗かき夫に言っておきました〜。

財務省の汗かき夫を攻め落とすのは「食」からなのじゃ。

 

満足満足〜。

と幸せな気分になって金沢駅に戻る。←ホテルが駅前だから。

 

ホテルに帰る前にお土産でも見よう、と駅ナカをウロウロしていると、

金沢駅に着いた際に出会ったひゃくまんさんがいた。

 

 

そういやこのひゃくまんさん、「さくだ」さん作成のものだって言ってた。

 

 

後ろはこんな感じなのか〜。

 

 

ひゃくまんさんの後ろ姿とあもるさんの後ろ姿。

 

ホテルに着いてひとっぷろ浴びた私。

なんとビジネスホテルのナリして、露天風呂まで完備なのだ。

すげーーーー!

 

ペロリ。

顔についた湯が口に入った。

あれ?

なんか塩っぽい。

 

あとで調べてみるとここの泉質は

「ナトリウム塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)」

らしい。

 

そして露天風呂でプカプカ浮いていると・・・

ザーーーーーーー!!!

大雨が!!!!

 

ひえーーーー。

というわけで、露天風呂は明日にしよう、と早々に退散したのであった。

 

荷物も多くなったし、送れるものは送っちゃおう!と予定変更。

受付の人に頼んで、段ボールを用意してもらった。

 

 

ひゃくまんさん仕様のクロネコヤマトの宅急便段ボール。

 

かわいいじゃないかーーーー!

捨てられないじゃないかーー!

 

ひゃくまんさんデザインの段ボールにぎゅうぎゅうと荷物を詰め込み、

さあ!先に東京にお戻りなさい!!

と送り出したのであった。

 

さて・・

この日汗かき夫がひゃくまんさんのふるさと「さくだ」にて購入した、

ひゃくまんさんの友達ですが・・・

 

 

ひゃくまんさん「助さん、格さん、こらしめてやりなさい。」

 

友達っつーか、水戸黄門。。。?

 

まあ、いいよ。

縁起物ってのも大事だろうし。多分。あんま興味ないから知らんけど。

 

後輩ともとも「金色のものは西に飾るといいんですよー」

私「そう言われても東にすでに飾ってるし、そもそも西はテレビがあるからムリ。」

 

縁起物も買った人によるわい、というお話でありました。

 

 

他にも

金箔の石鹸とかー

金箔のボディクリームとかー

買ってみました!!

(店員さん「なくなったら、ネットでも詰替用が購入できますからね!」

 ネットで買えるんかーい!)

 

使うか使わないかはわたし次第・・・。

 

短かった北陸旅行もいよいよ最終日。

次回に続くったら続く。

 

※おまけ

 

 

このおじぎ福助くんたち(別称:助さん格さん)は

「この容姿の福助は全国でもハニベ焼だけの

 ハニベ巌窟院初代院主彫塑家都賀田勇馬先生作の独特のものです。

 福徳将来、出世開運商売繁盛の縁起人形として皆様によろこばれています。」

とのこと。

汗かき夫にはみっちり働いてもらって、大出世開運を目指していただこう。