台風の夜。
私はやってもーた。

さかのぼること1週間前。
トクちゃんから

「銀座に洋服の青山ができるらしいよ。同じ土曜出勤なら一緒に行かない?
 スーツ買いたいんだよね~。」

というお誘いがあった。

男性がスーツを選ぶ、という行為が非常に好きな私は、
そのときはあっさり、いくいく~、と返事した。

で、当日。

私「関東地方の夕方、台風直撃だって・・・。」
トク「ちょうどいいじゃん。きっとお客が少ない!」
私「確かに台風直撃の日にスーツ買いに行くような酔狂な客が他にいるとはおもえん。」

私「あ~あ。なんかめんどくさくなってきちゃったな~。」
トク「そんなこと言わずにさ~」

私「眠くなってきちゃったよ~」
トク「そんなかわいいこと言わずにさ~」

トクちゃん、一人で行くのが嫌なもんだから(台風だから)、
女王様をなだめすかすのに必死!

なだめすかされた女王様は仕方ないので銀座へゴー!


感傷的で、あまりに偏狭的な。

洋服の青山に行く前に、マックで腹ごしらえ。
ああ、地上にあがるとどんな悲惨なことになっているのか・・・


と思ったら、なんか全然降ってないんですけど・・・
会社を出るときが一番降っていた(といってもただの大雨、程度。)。

台風、どこ行った?


感傷的で、あまりに偏狭的な。

台風に備えて着てきた撥水加工のコート(Macintoshにて購入)を
さかんにほめてくれたトクちゃん(なだめすかし運動中)。
私をアイドルっぽく撮ってくれた。

トク「光がいっぱいあるから、若々しいよ!」

あいつ、一度絞め殺す。



洋服の青山にて。

意外と人が多かった。
台風直撃の日にやってくる酔狂な客は私らだけではなかった模様。

そんなことよりさ~。
オープンセールのため、普段事務職的な人も応援に入っているのだろうか、
とにかく接客がなってない!!!

洋服の青山の本社は広島県福山市。
わたくしの出身地である岡山県のお隣の会社であるから悪く言いたくはないが、
全体的に駄目駄目すぎ!←悪く言いすぎ・・・
あれ、すぐつぶれるわ!
むしろつぶれろ!

トクちゃんが試着中、試着室の外でぼんやり立っている私のそばで、
店員同士が

「どこに住んでるんですか~」
「僕は都立大学なんすよ~」
「あ、私は~」

と話している。←会話、聞きすぎ。

私が真横に立っているのに!だ!
客の前で、どうでもいい話をすんな!

唯一の救いは、
私たちの相手をしてくれていた店員さんはとても愛想よかった、
ということだろうか。

私がトクちゃんにお見立てしてあげたスーツが一番すてきだったのだが、

トク「すっごくいいのに、ズボンがきつい~。
   僕の自己管理の悪さが全部いけないんだーー!」

というわけで、泣く泣く別のスーツにしておりました。。

トクちゃん、大丈夫。
二番目にすてきなスーツだったよ。
「痩せみせスーツ」だし、自己管理の甘さをカバーできる!
しかもジローラモのお墨付きスーツだしさ。←タグに書いてあった。

せっかく銀座まで来たのだから、とついでに夫のシャツを数着買う。

私「とにかく私がアイロンをかけやすいやつがいいんだよね。
  お店の人に聞いてみようかなあ。」
トク「全部かけやすいです、って言うよ、きっと。」
私「あっそ。」

というわけで、全部かけやすいって言われる前に、適当に選んで買いました。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

銀座でアンブレラをくるくるする酔狂オバチャン。
手には「洋服の青山」。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

トクちゃん撮影、カルティエウインドウ(私の携帯)。
画像がきれいすぎて怖い・・・←MY携帯プチ自慢。


銀座で記念写真だなんて、ちょー田舎者だ。
トクちゃんも地方出身。
田舎者2人で、銀座の高級店をひやかしまくり。

でも2人の手には、洋服の青山。


銀ブラも楽しんだことだし、遅めの晩ご飯と参りましょう。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンコンがやっているというお好み焼きやの「富くら」で晩ご飯。

お好み焼きにはサワーで乾杯☆

トク「今日はこんなちんちくりんなおじさんにつきあってくれて
   本当にありがとう!」

笑わせんとってや、ちんちくりんおじさん。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

富くらスペシャル!
おいしそう!


感傷的で、あまりに偏狭的な。

卵を崩す。
ぐちゃぐちゃ。

山芋たっぷりでふわふわでとってもおいしい!


感傷的で、あまりに偏狭的な。

もちチーズ明太子玉子。
夕方食べたマックがまだお腹に残ってる~とか言いながらも、結局完食。

久々に食べたお好み焼き、とてもおいしかった!!


洋服の青山で受けた不快な接客の反動からか、酒のせいもあっただろうか、
その後の全ての光景が楽しい景色に映った私。
トクちゃんを別れた後も、るんるんるん~♪と楽しい気分で帰宅。

そしてー。

着替えをして私は驚いた・・・!

プリーツスカートを脱ぐと、そこにはまたタイトスカートが現れたのだ。

私「は?なに、これ?」

一瞬、意味が分からない私。
そして意味が分かった私は、大爆笑。

私・・・
制服のスカートを脱ぎ忘れていたのです(職場が制服なのね。)


スカート二枚履いてトイレも行ってたのに、気づかなかった私。
大丈夫か?私?


感傷的で、あまりに偏狭的な。

このときも、スカート二枚。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

銀座でかっこつけても、スカート二枚。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

アイドル気取ってても、スカート二枚。


二枚履いたスカートのおかげで、風邪はひかなくてすんだ。
と半ば強引に思いこんで、
間抜けな自分を慰めた台風の夜なのであった。