H20.11.29(土)、岡山の実家で行われた備中神楽の模様(その4)である。
岡山出身の私といえども、伝統芸能にはとんと疎いため、
岡山県の成羽町HP「 KAGURA 」を参考にしている。
※ちなみに私は成羽町に住んでいるわけではない。
が、ここのHPが一番詳しかったので、勝手にリンク。
国譲りの舞(神能)
高天原の勅使として経津主命(ふつぬしのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)の両神が
稲佐の浜をさして舞い下り、かまどめぐりの大国主命と出合い、国譲りの談判をする。
稲背脛命(いなせはぎのみこと)が仲裁に入り、
事代主命(ことしろぬしのみこと)を迎えて親子相談の上で国土を奉献することとなるが、
国譲り反対の建御名方命(たけみなかたのみこと)と両神の間に大決戦がはじまり、
激闘のすえこれを平定して国土奉献が完了する。
なんかよーわからんが突然の大乱闘。
たいした前置きもなく、いきなりの大決戦が始まる。
それよりも・・・雨がポツポツ降ってきたよ・・・
うぉりゃー!
どりゃー!
どしたんなら!
なにょーしょーるんなら!
とまあ最近の若い子なら絶対に使わなさそうな岡山弁が飛び交う。
シティボーイの夫には、ほとんど通じず、ちんぷんかんぷん。
大粒の雨が落ちてきたが、かまわず神楽を舞う人。
そこへ突然、舞台の裏方さんが舞台上へ上がってきて
「これ以上雨が降ってもいけませんけえ、続きは大当番さんとこでやりますわ。」
大当番さん・・スーさんとこですな。
というわけで、スーさん家へ皆ワラワラと向かう。
スーさん家へ直接向かっても準備もいろいろあるだろうから、と
一旦家へ戻って向かうことにする。
それが悪夢の始まりであった~(;´Д`)
家に戻るとお父さんがいない・・・
逃亡?
といぶかしながらトイレへ行くと、洗面台の前でボヤーと立っている父を発見!
私「何してるの?」
父「ううーん、トイレに行こうとおもうてな。」
と、突然走り出すので、
私はあわてて父を追いかけ父の体に触れた途端、
父は床に敷いてあったマットに足をとられ、父の体が私の方へ飛んできた!
ワーー!
私も一緒に転んじゃうーーーー!
父は昔、ラグビー選手&柔道選手でガタイがデカイ。
(太っているわけではなく、とにかくズッシリ。)
吹っ飛ぶ父の下で同じように体勢を崩した私は考えた。
私(このまま一緒に転んだら、私、お父さんの下敷きになって死んじゃう!)
↑大げさだが骨折くらいはしていたであろう。
その間、0.1秒。
人間、わずかな時間でも考えられることは多いようだ。
というわけで、
冷静になった私は、
私の上で転びゆく&倒れゆく父を蹴り飛ばし、
父の下敷きになる被害から間一髪逃れることができ、
私一人で床に落ちることに成功。
ちなみに私に蹴り飛ばされた父は壁にぶつかっておりました・・・。
父「いてーー・・・」
私「・・・・(;´Д`)」
どうなっても知らん~(;´Д`)
で。
ドドドドーン!!!!←父が床に落ちた音。
というデカイ音が家中に響き、私の悲鳴を聞きつけた夫が飛んできた。
夫「どうした?」
私「えーん、お父さんが私を殺す~」
夫「あはは。」
私「あはは、じゃないヾ(。`Д´。)ノ」
夫「お義父さん、大丈夫?」
父「トイレ。」
夫「あ、じゃあボク、ここで待ってますから。」
父「うん。」
酔いどれおやじも、さすがに娘婿にはシャキっとしようとしている努力は見られる。
そして
トイレから出てきた父を支え、居間へ連れて行く夫。
そのまま夫は父を布団に寝かしつけることに成功した。
私の実家で初めて役立つ夫の姿を見たよ。
うう・・・人間、いくつになっても成長するんだねえ。
これまでの私の実家での夫の様子といえば・・・・
・寝る
・居間でゴロゴロ寝る
・ムシャムシャ食べてまた寝る
以上!
ここはおまえのうちじゃねえぞ。ってくらいくつろいでいる。
それはそれで、ある意味すごいのだが。
家のゴタゴタをなんとか片付け、母と夫と私の三人でスーさん宅へ向かう。
スーさん宅で神楽再開。
スーさん宅を見てふと気がつく。
うちの家の構造とそっくりであることに。
8畳(神楽の人たちが立っている場所)+6畳(手前の観客がギューギュー座ってる)。
そういえば・・・
8畳+6畳がコンビの家ってうちの近所、みんなそういう作りである。
トイレや台所や風呂や納戸の位置もほぼ一緒。
それはなぜかというと・・・
神楽を家の中でも楽しめるようにしているため、だそうである。
神楽中心に家の設計をするなんて・・・どんだけ神楽に比重をおいてるんだか。
昔の人の楽しみだったんだろうなあ・・・。
ま、現代に生きる私も十分楽しんでますけどね。
ううー神々、劣勢~。
まだやられはせぬぞ~。
次回は最終回『「八岐大蛇」成敗の巻』です。
長いので多分2回に分けます。
お楽しみに~♪





