平成20年7月12日(土),
『 道元の冒険 』 (in シアターコクーン)を観る。
日本曹洞宗の開祖・道元と怪しげな新興宗教の教祖。
七百年余りの時空を越えて、
夢の世界でもつれあう二人の男の記憶と思想。
〝冒険〟の果てに描き出される、
信仰と社会の狂気とは―?
と,Bunkamuraのあらすじに書いてあったが,
演劇を見るだけでは,ハッキリとそうわからなかった。
道元が見る夢に出てくる怪しい男。
その怪しい男が見る夢に出てくる道元。
という設定はわかった。
が,新興宗教の教祖,というのも曖昧だったし,
何よりも,
信仰と社会の狂気とは!?というテーマもわかりづらかった。
最後のシーンで
おまえらの生きている現実社会だって夢かもよ?
そして狂気に満ちあふれているんだぜ?
的なメッセージを出していたのだろうけど,わかりづらっ。
ああいう結末とか,ああいう演劇ってあまりスキじゃない。
まあ要するにおバカさんなもんで,
わかりづらいわ,ハッキリしないわ,という演劇がダメなんだなあ。
しかも栗山千明を使う理由を教えてほしい。
生きてなかったなあ。
あれだったら,私でもよくね?
阿部ちゃんはわかる。
阿部ちゃんが出てきた瞬間,あまりのでかさに会場から笑いが。
あれはいるだけで価値のある男。
多分。
入れ替わり立ち替わりのシーンとか
応援歌のシーンとか
最大の山場(私の中では)である
道元と怪しい男がぶつかり合う(頬をつねり合う)シーンとか
おもしろいところはたくさんあったのだが,
全体としては,イマイチ,だった。
木場勝巳さんはすばらしかったです。
阿部ちゃんが主役ってことになってるけど,
この木場さんが主役なのでは?と思ったほどの貫禄。
そういえば,
ホールをうろうろしているとき,蜷川さんとすれ違った。
普通のおじいちゃんだったことに笑った(*゜v゜*)