最近,ベートーベンのピアノソナタ全曲集を改めて聞き直している。

なかでも最近のお気に入りは,第22番。

ベートーベンのピアノソナタは全部で32曲あり,私はほぼ全曲弾いているはずなのだが,

第22番は弾いていない。


こんなに不思議な魅力にあふれた曲なのに,なんで弾いていないんだろう?

さほど難しい曲でもないのに,なんで弾かなかったんだろう?

21番のワルトシュタインと,23番の熱情に挟まれて目立たなかったせいだろうか?


というわけで,お気に召したらエンドレス,のあもちゃんは,

今日はずっとこの曲ばかりを聞いている。


しかしまあ,よくよく聞いてみると,なんとアンバランスな曲なのか。

座りが悪い,というか,尻切れトンボ,というか。

途中までは,太く太くまとめているのに,突然終わり,など。


でも,私のお気に入りの箇所があって,

1小節だけ,突然乱入か?的な入り方をしていて,これが非常におもしろい。


そしてこの曲,しごく単純にできている。

一つのモチーフだけ使用して,

薄くのばしたり,太く肉付けをしたり,調をめまぐるしく変えたり,きらきらさせたり,と

ベートーベンの得意技が集約されている。



みんな大好きWikiでこの曲について調べると・・・


「この曲は小規模で2楽章制を取り、ソナタでありながらソナタ形式の楽章を持たず、

ヴァルトシュタイン、熱情の2つの巨大な作品に挟まれているため、

存在感が薄く、詳しい作曲の動機も分かっていない。」


えーっと。

こういう考え方が私はすごくすごーく大嫌い。

一つ一つ曲を書くのに,動機って必要?そんなに大事?

思いついたから,でいいんじゃない?


こういう考え方ってホント,ロマン的なんだよな~。

文学で言うところの,明治以降の考え方。

何か理由があって,その気持ちを表現したいがために,突き動かされて,

作品をかく,という,動機付け。

ああ。嫌い。


         *'``・* 。
        |     `*。
       ,。∩      *    
      + (´・ω・`) *。+゚  まとめてみんななくなってしま~え。
      `*。 ヽ、  つ *゚*
       `・+。*・' ゚⊃ +゚
       ☆   ∪~ 。*゚
        `・+。*・ ゚



でも,いいことも書いてあった。


「このソナタの一般的な人気は薄いが、ロベルト・シューマンが高く評価したといわれている。」


わかる!

シューマン,この曲,好きそう。

いかにも,である。