平成20年5月24日(土),東京都写真美術館で「森山大道展」 を観る。


ブルーマンを見た帰り,一人恵比寿に寄ってみた。

そしてブラ~っと森山大道とやらの写真を見に行く。


・・も,ほら,なんせ芸術的センスゼロの私だから,なにがなんやらさ~っぱり。


ただ思うのは,写真に自分の姿が映り混むアングルって昔から好きだな~ってこと。

影でもいいし,鏡でもいい。

被写体の瞳でもいい。

なんか理由はないけど,好き。

自分もここにいるよ,という感じがして。



それにしても,来場者数が多すぎ。

写真が見えな~い,画面が見えな~い,とピョンピョンしてた私。


ピョンピョン飛びながら,私は気づいた。

来場者のほとんどが,立派なカメラを携えた若人たちであることに。


カメラ人口ってこんなにも多いんだ・・・。


そして,私は思った。


たとえば,カメラ。

日本中,世界中にカメラを趣味として,仕事として扱う人が何万人といる。

たとえば,ピアノ。

私みたいに趣味をちょっとだけ超えた人が何万人もいれば,仕事として弾く人も多数いる。

たとえば,本。

作家を目指す人が,きっとこの世に何万人といる。

NHKの特集で言っていたが,日本国内で本は年間約7万冊発行されるのだそうだ。



そんな中で,トップを走る,というのは本当にすごいことなんだと。

(好みはいろいろあって,なにをトップ,とするのかは難しいにしても。)


またトップにいても,大変なことなんだと。

さきほどの発行される本について言うと,

年間7万冊発行されても,本屋から返本される数は一日500冊に上るというのだ。

自分の書いた本が,消え去っていくのは寂しすぎる。



時間や,記憶が,飛ぶように過ぎ去っていく。

いや,飛ぶように,ではなく,実際に飛び去っていくのだ。

「私」は,一瞬でも,誰かの記憶にとどまるのだろうか。