今回の帰省には理由があった。


とある自治体主催の催しにおいて、ある楽器のピアノ伴奏を頼まれたからだった。

(まわりくどい言い方になっているのはご容赦ください。)


私の練習時間、約10時間(土日しか練習できないから・・)。

その楽器との合同練習は当日オンリーという超ハードスケジュール。


まあお互い長いつきあいで息も合っているし、

そもそも彼女はプロで、私もそこそこ弾ける。

演奏自体に不安はないのだが、別の不安要素が。

それは・・・



母&伯母(母の姉)の最強コンビの存在。



母と伯母、何がそんなにうれしいんだか、


「あもるの久々の晴れ舞台じゃ~」←違う。私はあくまで伴奏。


とかなんとか触れ回ったのだろう、会場に行くと見知った顔があちこちに。

親戚・近所中を集めて、あもる大応援団ができていた・・・。


なんだか嫌な予感がするよ・・と、頭を抱えながら控え室に向かっていると、

一番会いたくない人にバッタリ。

それは、私が今でも頭の上がらないピアノのT先生。


「しぇー(  ゚ ▽ ゚ ;)なんでT先生がここに・・・」

「招待されたから来たわよ~んふふ~ん。」


・・・お母さん・・・伯母ちゃん・・・


T先生が来るとわかっていたら、もっと真剣に練習したのにっっっっヽ(`Д´)ノ



そして演奏直前。

緞帳は下がらず、暗転の舞台の中、演奏者は入れ替わる。

前の演奏が終わったため、私も(鳥目なのに・・)暗闇を手探りでピアノに歩み寄る。

ふ~やれやれ、とイスにどっかり座り、主役の彼女の準備を待つ。

するとどこからか、私を呼ぶ小さな声が。


「あもあもっ。あもるっ。」

「ん?」


と振り返ると、舞台の下に伯母。


「あもると○○(主役)が離れとるけぇ、二人一緒にカメラに入らんで(◎`ε´◎ )」


・・・・・は?なぜ今それを、私に言う?

つか、そんな舞台の真ん前にいるから入らないのでは?

後ろに下がれ、下がれ。


演奏直前の演奏者に声をかける人がいるとは思わなんだ。

しかもそれが伯母。


かぁ~(///∇//)


そんな応援団のおかげで、演奏はバッチリうまくいった。


そして帰り道の母と伯母。


「自慢の娘(姪)の晴れ舞台も大成功じゃったなあ。みんなを招待して良かったわぁ。」


・・・そ・・そんなけして私は自慢されるような娘(姪)では・・・・。

それに何度も言うように、私の晴れ舞台じゃないんだって。


母と伯母のむさ苦しいまでの愛を感じた帰省だった・・。

愛だぜ、愛。