今日はCLUBHOUSEで
リヴィジョンタロットの
講座レベルの
お話しをしましたよん。
リヴィジョンの面白さ伝わったかな
ご参加いただいた皆様
ありがとうございました
さてさて
今日は日常に役立つタロット教室
と少し趣が違いますが
タロットの歴史を少々
DIORの2021年秋冬オートクチュールコレクションが
最古のタロットカードの世界観を基にされているそう
世界観の表現が美しい
タロット好きにはたまらんです
今回DIORは現存する最古のタロットカードを発想源にされたそうです
その世界観を表現した装いがどれも美しい
最古のタロットカードは
1450年頃ミラノでうまれた
『ヴィスコンティ・スフォルツ版』
当時、ミラノを統治していた
ヴィスコンティ家と、その後継にあたる
スフォルツ家のために作られもの
昔、タロットは貴族の遊びのためで
カードゲームとして使われていたんですよね。
貴族のステータスというかね。
なので「占い」として扱われだしたのは
もっと先の1800年代に入ってからなのです。
私が使用しているマルセイユタロットカードは
15世紀ころから印刷技術が発達し
大量印刷が可能になったので
貴族のステータスだったものから
庶民の間でもカードゲームとして遊ばれるようになりました。
【マルセイユタロット版】
1800年中頃から
学者のクールドジェブランや
魔術師のエリファス・レヴィが
タロットの起源はエジプトであると紹介したり
タロットとカバラをくっつけたりと
なんだか神秘的なものを
盛り込んだことで
タロットが単なるカードゲームの時代から
オカルト的な扱いになっていったのです。
後にエリファスレヴィの影響を受けたのが
秘密結社「黄金の夜明け団」
ますます神秘思想に勢いがつき
1900年明け
元、黄金の夜明け団にいた
アーサーエドワードウェイト
パメラコールマンスミス
によって
今、もっともポピュラーな
【ウエイト・スミス版】(ライダー版)が
誕生したのです。
時代と共に
人々によって
色んな意味を与えられて変化していくのですねぇ
クリスチャン・ディオールも
占星術や運命の兆しを大切にされていたらしく
星もタロットも
見えない部分を大切に扱うことって
神秘的であるだけでなく
その可能性を存分に広げられる
人間にとって
必要不可欠のものじゃないかなぁ。
なんて思ってしまいますです。ハイ
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