エックハルト・トールの言葉たち
他者のエゴを「通して」他者を見るのではなく、
エゴ「そのもの」を見るのだ。
ではそのエゴを見ているのは誰か？
あなたのなかのエゴである。
(twitterより）
母の知人で、とても被害者っぽい目を
している人がいます。
家に来るとき、あいさつすると
腰が低くて、スミマセンという感じで
入ってきます。
そういう態度や目が私は苦手でした。
母もそうですが、すぐ「すみません」
と口にする人がいると、
自分がまるで加害者にさせられたようで
イラッとします。
上記の、エックハルト・トールの
ことばを見たとき、ハッとしました。
反応しているのは、私のエゴです。
「被害者でいるのはズルい」
というエゴが、相手の「被害者」
というエゴに反応しているだけです。
そもそも、その人がほんとうに
「被害者」を演じているのかさえ
分かりません。
私の中に「被害者」「加害者」という
概念があるから、他人に反映して
いるのです。
私自身が、長年「被害者」を
演じてきたことも関係しています。
その上、相手がもし「被害者」を
演じていたとしても
それを私がどうこう言えるでしょうか。
それが、その人の今のありようだったら
そのありのままに文句をつける権利は
わたしにはありません。
外側の現象や他者に、文句を言いたくなるとき
それを発しているのは「だれか？」
そこに注視していこうと決めました。
内面を照らす「賢者」のカードです。
今日も完璧な１日を。