スナック「アモーレミオ」とバー「ミオバール」 | アモーレな日々~泥酔拳ママと愉快な仲間たち~

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周南(徳山)で21周年のラウンジスナック「アモーレミオ」&7周年を迎えたワインバー「ミオバール」を経営。
お客様への情報発信のため、お店の日常や時にプライベートなど呟いています。
併せて周南の魅力あるお店の数々を紹介していきたいと思っています。

6月23日、火曜日。

 

週の始まり。

事務所で急ぎの事務をしておりましたら、開店早々N社長が当店「アモーレミオ」にご来店。

ウォーキング途中に少しだけ立ち寄って下さいました。

ウォーキングのスポーツウェアもブランドで身を包まれ、相変わらずお洒落な社長です。

一時間の談笑後、ウォーキングで自宅までお帰りになられました。

 

当店「アモーレミオ」カウンター

「アモーレミオ」ボックス

 

 

 

ちょうどその時、私の携帯にライン。

「2階のバーは開いてますか?」

最近、ホームページやブログなどで色々とアドバイスを頂いているKさんからです。

 

「アモーレミオ」の真上にある2階のバー「ミオバール」は、現在スタッフ不足のため不定休としており、要望があったりスタッフ数が足りている時などは私が一人で開けています。

元々このバーは、三年前、「アモーレミオ」が今の場所に移転オープンした年に、

私がスナックのママを引退する決意をして、ワイン&フードのこのお店を開きました。

2F WINE&FOOD「ミオバール」カウンター

 

私の描いてた予想図としては、2階の「ミオバール」でお食事を済ませた後に、1階「アモーレミオ」にお立ち寄り頂く、というちょっとおいしいパターンです。

しばらく息子や妹にアルバイトとして手伝ってもらい、フードバーとしてやっていたのですが、

この時思い知らされたのが、2階から1階へ降りていただくことの難しさ。

 

古い常連様は皆私と同世代の方々が多く、カラオケで賑やかな1階のお店よりも、ジャズが流れ落ち着けるこちらのバーの方が居心地が良いらしく、一部常連様はこちらの方に完全に流れてしまいました。

当店の今までの常連様が1階と2階とで二分割されてしまった感じです。

当然、1階「アモーレミオ」のお客様も減ってしまいました。

 

2階の「ミオバール」はテーブルチャージもお通しもなく、ワンショット制なので喫茶店に毛が生えた感覚のお店で、そのような設定にしたのは、1階「アモーレミオ」のお客様が一杯だけでも遠慮なく顔出してくれて、自由に上下行き来していただけるためです。

そして、ちょっとした時間潰しや待ち合わせの間の休憩場所として、気軽に使っていただけたらいいなとの思いもありました。

「ミオバール」壁側席 右手側は厨房(厨房から客席が確認できるための小窓3つ)

 

接客のお店ではない飲食店(一般食堂)なので、オープン当初はドリンクと料理さえ提供したら厨房の中に閉じこもって携帯で麻雀ゲームしてればいい、くらいに思っていました(笑)

しかし常連様は、普通の食堂と違って、食べ物だけをココに求めにこられるわけではないのです。

お酒を飲みながら、私やスタッフとの会話を求めにお見えになられるのだと思います。

バーを始めてからやっとそのことに気づきました。

それから私はまた1階のスナック「アモーレミオ」のママとして復帰しました。

基本が何なのかに気付いたからです。

一番に盛り上げなくてはいけない古巣に戻ったということでしょうか。

 

去年までは平成生まれの若い男の子達に2階のバーを任せて、それなりに賑わってはいたのですが、ワイン&フードのお店とはかけ離れ、いつの間にかボーイズバーになっていました。

気づいた時には総勢5名以上のスタッフが入れ替わりシフト制で出勤してて、どのスタッフも皆若くてイケメンだらけだったのでそうなるのも仕方ないことですね(笑)

 

元々私の求めてた理想とは随分かけ離れてしまっていたので、去年末で一旦閉めることにしましたが、あれはあれで良い楽しい思い出となりました。

あの頃支えてくれた男の子達に改めて感謝します。

 

話を元に戻します。

Kさんから2階のバーが開いてるかとのラインが届いた時に、アモーレミオのお客様はお帰りになり、一人もいらっしゃらなかったので、急遽開けることにして一人2階でKさんをお待ちすることにしました。

昨日立ち寄った占いカフェバーもこのKさんからのご紹介でして、その話でKさんと盛り上げっていましたら、ドアがカラーンと開きました。

S坊でした。

S坊はお店を始める以前からのお付き合いで、たまにお父さんとも飲みに来てくれます。

ウィスキーが大好きで、ウィスキーに関しては私よりも知識が豊富です。

 

それから時を待たずに再びカラーン。

3か月ぶりのHさんとお連れの方。

「アモーレミオ」に顔を出してくれたみたいですが、2階のバーが開いてることを知って階段を上って来られたようです。

このHさんもかなり古くからの常連様ですが、こちらのバーの雰囲気をすごくとても気に入って下さってたので、今日は「ミオバール」を開けて本当に良かったと思える1日でした。

 

昨日立ち寄った占いカフェバーで仕事の相談をした時に、まずは2階のバーをしっかりと確立させるようアドバイスを受けたばかり。

 

お客様のニーズに少しでも応えられるよう、このバーを確実に再開させるために重要なのは任せられるスタッフさんの存在だと思い、これから改めて募集をしたいと思います。

興味のある方は是非ご一報下さい。

 

この2店舗が確立された後の「最終的な私の理想の立場」は、どちらのママということでなく、両店を各責任者に任せ、1階と2階のお客様やスタッフの要望がある方へとヘルプに回り、必要とされてない時には事務所で待機、もしくは周南の数々のお店を訪ね歩くことです。

この夢がいつか叶うといいな。