少し距離を置いたお陰で距離が縮まった

ある日のお話の続きです



ホテルに戻りベッドに並んで座って

テレビを見ていたのですが

私の方が先に寝落ちしてました


朝早めに目が覚めて

ベッドでおしゃべり

昨夜私が寝てしまった後にテレビで見た

九州のホテルがすごく気に入って

行ってみたくなったと


どうせ都築さんは忙しいので

旅行なんて当分無理だと思っている私は

話半分でふーんよかったね

と聞き流していたのですが 笑


翌日家に帰ってからも

LINEでそのホテルのURLを送ってきて

ここに一緒に行きたい

この秋のイベントを見たい

行き方はXXまで飛行機でそこから車借りて


と具体的に伝えてきます


貴方が旅行に行けるくらいの

休みが取れたら教えてね


と冷静に返す私

一緒に行きたいのはたぶん彼以上なんだけど

期待してはやっぱり無理ってなると

余計にがっかりするから

ちゃんと現実味が出てくるまでは

話半分以下で予防線を張る癖がつきました


まずはどこにも行けなくても(コロナだしね)

お互いの居場所を訪ねて

一緒にいる時間を積み重ねることが

大切だと思うし

それを幸せだとちゃんと認識しなくては

と自分に言い聞かせる私なのでした


数ヶ月前までは一度も会えなかったのが

今は毎週会えるようになっただけでも

進歩です


それに

都築さんから距離を詰めてきてくれるのは

本当に嬉しいのだから