先日(9月18日)の記事「母ちゃんテツ検定」で出題したしなの鉄道北しなの線牟礼駅(長野県上水内郡飯綱町)から旧北国街道を2.5kmほど西へ進んだところに小玉という地区があります。
どこにでもありそうな集落といったところなのですが、以前からこの場所の秋の夕景が好きで秋になるとよく足を運びます。
旧北国街道が国道18号線と交差する手前に江戸時代に加賀百万石の前田家が金沢と江戸の中間点にあたるこの地に「武州加州道中堺碑」を設置し、現在は往時とは数百メートル違うところに移転されているものの今も残っており、近くにしなの鉄道北しなの線が通ります。
道中堺が設置されているところから北しなの線の踏切を渡ると小玉神社、その参道の石段の脇に古い土蔵がある風景が好きなのです。
日が西に傾き飯縄(いいづな)山がシルエットに変化してきました。
西日となってきたので対照的に南側や東側の空が鮮やかな青となっています。
妙高高原行の普通列車が通り過ぎていきました。