昨夜、深夜勤務中にゆらゆらと事務所が横に揺れるような感覚•••
(あ、地震だ)
けっこう長く感じられたから遠くで大きな地震が発生したのかと思ってテレビをつけたら青森県三八上北地域で震度6強との速報が流れた。





 青森県八戸市は昨年の秋に北東北を旅行した時に青森市の浅虫温泉から岩手県の南花巻温泉郷へ移動する時に乗り換えで通っただけだが、若い頃にはトラックで北海道へ向かう時にフェリーに乗船するためによく経由した街だからどこか思い入れのある土地でもある。

 昨秋の旅行は結婚40周年記念を兼ねた旅行だったのだが、八戸を経由したのはまさに40回目の結婚記念日当日だった。

 この時の旅行は40回目という節目の結婚記念日に相応しい満足した旅行だったが、それだけに今回の震災は心配だ。


 国土は狭く、地下資源には恵まれない我が国ではあるが、比較的低緯度にありながら日本海を北上する暖流と大陸から流れる寒気のおかげで多くの積雪があるおかげで水資源は豊富で、火山列島でもあるから温泉に恵まれている。それは自然災害が多いことの裏返しではあるが、地球が生きている証だ。


 大きな自然災害に見舞われるたびに思うのだが、長い歴史の中で我が国の先人たちは多くの教訓を重ねて自然と上手に付き合ってきた。

 その学びを享受している私たちは単に甘受するだけでなく後世に伝えていかねばならない。

 今回の地震のメカニズムからすると暫くは警戒が必要だが、少しでも早く地域のみなさんに平穏な日常が戻ることを願っている。