「父ちゃん。今週の『母ちゃんテツ検定』は先週同様『駅名当て検定』だが、解答締切時間となったよう❗️みなさんからいただいたご解答の採点結果はまとまったかえ?」
「まとまってるよ」
「ならばよし。さっそく答え合わせをしよう♪」
「かしこまりました。それでは正解発表の前に今回の設問及び3回に分けてお出ししたヒントを改めてご覧いただきましょう」
問題
「以下の写真を見てここは何駅なのかを答えよ。なお、解答はいつものようにこの父ちゃんブログへのコメントにて400字詰原稿用紙1枚以内相当で解答すること。解答締切は8月23日(土)20時00分とする」
「母ちゃん。この写真じゃ駅に見えないぞ❗️どう見ても居酒屋じゃないか•••」
「案ずるに及ばぬ。ちゃんと駅前大通りの写真も選んであるわえ‼️」
「確かに駅前という感じはするが•••これでは地元の人かよほど頻繁にここを訪れる人でなければわからないぞ。Googleマップで探すのも大変な作業になりそうだなぁ」
「仕方がない。もう1枚だけ写真を貼り付けるとするかえ•••」
「鉄道に詳しい人にとっては逆に引っ掛け問題になりそうな気がする•••」
第1ヒント
「駅名標だよう♪」
「何が何だかわからないじゃないか•••」
「時刻表と首っ引きで駅名標のローマ字部分の頭文字と後ろの文字を調べれば自ずと解答は導き出されるわえ」
「そんな作業をみなさんに強いる気か?」
「苦労して答えを見つけた時の喜びこそ層倍のものとなるんだよう♪」
「あまりにもひどいヒント写真なので、母ちゃんに内緒でローマ字部分を消さないで下の部分だけお見せしますね。アルファベット8文字ですが、わかるかな?」
「余談になります。写真の下の方に写っているのは出題写真に写っている電車の屋根の上部分で、シングルアーム式パンタグラフの周りに配置されている碍子が青緑色に塗られているのですが、これはこの駅を通る路線を含めて地域性による理由があります(多くの地域では電車の碍子の色は白色です)。とすると、地域がある程度限定されてきますね(それでもけっこう広範ではありますが•••)」
第2ヒント
「時代小説ファンならこれでもうおわかりだと思いますよう♪」
「それでは第3ヒントをお出ししますよう❗️これが最終ヒントになりますからね〜」
第3ヒント
「第3ヒントではこの駅に姿を見せる車両のラインナップを貼り付けましょう。但し、撮影地は解答となる駅だけとは限りませんのでご注意ください。あくまでも車両のみに着目してください」
難易度★★★☆☆
「いつものように以下の通り称号を授与しますのでご解答をお待ちしておりますよう♪なお、今回は第2ヒントを出したから難易度の星はさらにひとつ減りましたから今度は名人めざして頑張ってくださいよう」
ノーヒントで正解•••検聖
第1ヒントで正解•••検豪
第2ヒントで正解•••名人
第3ヒントで正解•••初段
正解発表
「正解は鶴岡駅でしたよう♪」
「正解者のみなさま、おめでとうございます」
「父ちゃん、それでは設問とヒントの写真の解説をするように」
「かしこまりました」
設問の写真の居酒屋さんは駅舎の一部です。
鶴岡駅はJR東日本羽越本線の駅で、山形県鶴岡市の代表駅です。
駅を背にして駅前から伸びる駅前通りを撮影した写真も設問で使用しました。建物文字や左側の観光案内板の地図は消して貼り付けていました。
ホームの案内も設問では路線名や方面案内を消してありました。
第1ヒントの駅名標はローマ字表記のTufuokaのTとaのみを残して文字を消してありました。
停車中の電車のパンタグラフ付近に配置されている碍子(がい子)は青緑色に塗られています。これは日本海の海岸線に沿って通る羽越本線や信越本線の電車の碍子が北西からの季節風に晒されるため塩害で腐食しないための措置です。JR東日本秋田総合車両センターや新潟車両センターに所属する車両で見られますが、他の地域の車両基地に所属する車両ではあまり見かけることはありません。
山形県鶴岡市は作家•藤沢周平の出身地です。市内には藤沢周平記念館がありますが、今回のヒントで使用した写真は今年6月に夫婦で旅行した時に宿泊した九兵衛旅館さんで展示されているものを撮影したものです。
ヒント写真では鶴岡の文字は加工して消して貼り付けましたが、小説のタイトルは消さずに貼り付けたのでこれで解った方も多かったのではないでしょうか。