いつまでも快速「海里」の車窓動画をお送りし続けていますが、土日祝祭日関係なく仕事をしているため平日休みが多い私には土休日を中心に運転される観光列車にはなかなか乗る機会が無いので、たまに乗車すると浮かれてしまうのです。


 酒田発新潟行の上り快速「海里」は、景勝地の笹川流れへの下車駅である桑川駅でおよそ30分ほどの停車時間が設けられています。「海里」の乗客はその停車時間を利用して列車から降りて改札口を出て日本海を眺めたり、駅に併設されている道の駅笹川流れの売店で買い物をしたり、国道を跨ぐ歩道橋から日本海を眺めることができます。


 以下、桑川駅前や駅付近の写真は前々日に車で訪れた時の写真です。

 駅前は道の駅の駐車場となっています。





 桑川駅の「海里」用の駅名標は実際の両隣の駅ではなく、「海里」停車駅であるあつみ温泉駅村上駅が表示されています。

 こちらは一般の駅名標。実際の両隣の駅は今川駅(酒田方)と越後早川駅(新潟方)です。

 この長い停車時間を利用して母ちゃんが前々日に訪れた時に駅から歩いてすぐの魚富に行ってくると言い出しました。

「父ちゃん❗️父ちゃんはここで列車の写真を撮ったりするんだろう?母ちゃんはちょっと魚富に行ってタコの味噌漬を買ってくるよう♪


「買ってくるって•••一昨日大人買いしてウチに発送してもらったじゃないか」


「ちょっとお土産にあげたい人を思い出したから追加購入するんだよう❗️」


「そうか•••気をつけて行ってきなさい」


「合点だッ❗️」


 母ちゃんを見送って駅構内などで「海里」の写真などを撮ったりしたのちに道の駅の売店でソフトクリームを私の分と母ちゃんの分を買ってきて車内でいただきました。


 発車時刻となり、「海里」は桑川駅から動き出します












 間島駅にさしかかります。


 新潟地区の磐越西線や羽越本線(村上〜酒田間)などのローカル列車として活躍するGV-E400系気動車が停車していました。

 羽越本線はこの間島駅〜村上駅間において架線の電源が交流20000V50Hzから直流1500Vに変わるので、高価な交直両用電車を製造して導入するよりも非電化路線にも乗り入れられる気動車の方が有利とされ、ディーゼルエレクトリック方式の電気式気動車が国鉄時代から走り続けてきたキハ40形気動車の老朽化置き換え用として開発•製造されて導入されました。



 列車は三面川を渡って村上市街へと入っていきます。



 村上駅構内に入って村上駅に到着です。

 西日が防風林の隙間から木漏れ日となって線路に反射しています。3泊4日の今回の庄内夫婦旅もいよいよ終わりに近づいてきたという実感が広がってきて、今回は旅館も含めてかなり満足度の高い旅行だっただけに一抹の寂しさを覚えます。




 村上駅に到着しました。

 次回に続きます。