引き続き母ちゃんを引率しての庄内地方への旅の続きです。

 九兵衛旅館での朝を迎えました。




 朝食のお品書きです。朝から豪勢な•••それでいて身体に優しそうな献立です。




小松菜のジュース 

 氷に浸かった(埋め込まれた?)器に注がれている小松菜のジュース。山形産リンゴジュースとヨーグルトが入ってとても飲みやすく、寝起きに優しい美味しいジュースでした。


フレッシュサラダ 自家製黒胡麻ドレッシング

 海老も乗ったサラダ。普段は市販の胡麻ドレッシングはあまりかけない私でも美味しくいただくことができました。8年前に身体を壊してからはドレッシングは自分で簡単なものを作ってかけるか全くかけないで食べています。

 塩なども母ちゃんが私の身体を気遣って昔ながらの製法で作られているものを使ってくれています。



郷土料理 塩納豆

 納豆といえば水戸納豆をはじめとした茨城県が有名ですが、山形県酒田市など庄内地方も特産品となっています。

 塩麹を混ぜた納豆•••とても美味しかったから今度家で真似してみようと思います。



長芋煮


青ミズ

 長芋煮も青ミズも里山が近いこの辺りらしい料理です。なんだか心安まるようなような献立です。味付けも優しくて、こういう料理が当たり前だった時代を思い出します。私たちが幼少だった頃は野山に山菜や野草などを採りに行って親が作ってくれたりしたものですが、今では日本人の日常の食生活も悪い方に大きく変わってしまったんだと感じます。




酒田沖船凍イカのお刺身


あつあつ豆腐

 庄内産花塩でいただきました。豆腐は好きなのですが、花塩で食べたのは記憶から消えていなければ多分初めてかもしれません。




出汁巻き玉子

焼き物

漬物

 朝の定番•••我が国が誇る理想の朝食です。焼魚は身が厚くて美味しかったです。どこかのホテルの朝食で出される小さなパサパサのアジの干物とは比べ物になりません。


特別栽培 つや姫

 前日の夕食は雪若丸でしたが、朝食はつや姫。一軒の旅館で違うお米の食べ比べをできるのは楽しいものですね。

 ちなみに私の感想は雪若丸の方が甘味が強くて好みに合っていた気がします(もちろん夕食の時に食べるのと起きてから食べるのでは食欲や味覚も違うので正確ではないかもしれません)。どちらも美味しかったというのが正直な感想です。


あおさの味噌汁

 海藻の味噌汁はなぜか夕食のときより朝食の時の方がしっくりきますね。今回は母ちゃんを引率しての旅行なので前日のお酒も控えめに嗜みましたが、昔は会社の研修などで熱海や鬼怒川温泉などで懇親会で3次会くらいまでは飲んでいたので、海藻類の味噌汁はありがたかったことを思い出します。




自家製デザート

ヨーグルトブランマンジェ

赤粒胡椒あいす

 旅先の朝食で提供されるデザートとは思えないほどの質の高さに感動です。写真左側は茶碗蒸しじゃないですからね。赤粒胡椒あいすが入っています。


 母ちゃんは朝食でこれだけのボリュームでお腹いっぱいになったからごはんのおかわりは全て私がする羽目になりました。結局茶碗4杯食べました。ちゃんと全部食べないと食品ロスになってしまいますからね。

 満足&満腹の朝食でした。