「父ちゃん。今回の『母ちゃん検定』だが、解答締切時間となった。みなさんからの解答結果の集計はまとまってるかえ?」
「まとまってるよ」
「ならばよし。さっそく答え合わせをしよう❗️」
「それでは正解発表の前に今回の設問とヒントを解説を交えつつご覧いただきましょう」
問題
「以下の写真はある駅で貼ってあったポスターをプロ級の腕前で母ちゃんが撮影したものである。写真中央のりんごを模ったイラストの中の『旅する』の下の左から緑•青•水色の部分に隠された文字を当てはめよ」
ノーヒントで正解•••検聖
第1ヒントで正解•••検豪
第2ヒントで正解•••名人
第3ヒントで正解•••九段
第4ヒントで正解•••初段
第1ヒント
「解答は漢字3文字となりますので、間違いに気付いた方は訂正して再度考えてみてください」
「そしてこの地図の薄緑色部分がどこなのかが解れば正解に大きく近づくかもしれません。線路の線形や河川などにも注目してみてください。この地図は出題写真を撮った駅の駅ビルで撮影したものです」
「第1ヒントで使った写真はJR東日本長野駅の駅ビルMIDORIに貼ってあるのを撮って使いましたよう」
「現代の長野県長野市•千曲市•須坂市•中野市•飯山市•小布施町•山ノ内町•飯綱町•信濃町•高山村•野沢温泉村•栄村といった北信エリアを拡大してヒントとしました」
第2ヒント
「設問の写真を撮影した駅の東西自由通路です。第1ヒントの写真の地図のどこかにこの駅があります」
「ここは長野駅だよう❗️これも母ちゃんが撮った力作だよう❗️」
「か、母ちゃん•••力作の意味を理解してるか?」
第3ヒント
「第3ヒントでは解答となる漢字3文字に関係のある写真を貼り付けましょう」
「一昨日放映されたNHKの『歴史探偵』をご覧になった方はこの肖像画の人物が誰であるかお分かりになるかもしれません」
「これは誰だえ?」
「現代の長野市松代町で江戸時代に松代藩の藩祖となった真田伊豆守信之です」
「松代には古い武家屋敷(写真は真田家の重臣•樋口家の住宅跡)が残っていたり、落ち着いた城下町の佇まいを味わえます」
「第3ヒント冒頭の写真の人物はこの城下町がある藩の藩祖です。弟の方が有名で現代でも人気ある武将(真田幸村=本名は真田信繁)ですが、長男である写真の人物は政治力に秀でており、幕府から『天下の鑑である』と評されてなかなか隠居を許されなかったと伝わります。93歳という当時としては驚異的な長寿を保ち、明治維新まで続くこの藩の礎を築きました」
「こちらは場所を移して『雪と寺の町』として有名な町です」
「この町を含めて隣の県にかけての郷土食です。一説には戦国大名の上杉謙信の合戦食とも伝わり、江戸時代には参勤交代で通る北国(現代の新潟県を含めた北陸地方)の大名行列をもてなした料理とも伝わります。写真は長野県飯山市です。豪雪地帯であるとともに小さなお寺がたくさん並んでいて、散策するにはよいところです」
「1998年にはこのエリアを中心に冬季五輪が開催されましたね。長野オリンピックは北信エリアを中心に競技が行われました」
「◯州◯濃のそばよりもあたしゃあなたのそばがいい•••と、言われてみたいものです」
「そんなこと誰が言うんだえ?」
「ここを訪れたことのある方は多いかもしれませんね。たしかJR東日本の『大人の休日倶楽部』のCMで吉永小百合さんが歩いていたと思います。こちらは戸隠神社奥社の参道です」
「こちらも早朝から多くの写真愛好家が訪れる場所です。こちらも戸隠で、鏡池は文字通り戸隠連峰を映す水鏡を楽しむことができます」
「設問で貼り付けたポスターの写真ですが、下部にはこのようなイラストも描かれています。第3ヒントまでで長野県だとお解りになった方も多いかと思いますが、この対象地域は長野県◯部になるでしょうか?」
「あと、長野県の旧国名はなんだえ?」
「長野県北部•••そして長野県の旧国名は信濃国です。ということは•••?」
正解発表
「正解は『旅する北信濃』でしたよう❗️」
「というわけで、今回の母ちゃん検定の正答は北信濃の3文字でした。今回も母ちゃんのためにご解答ありがとうございました」
「なお、この正解発表は予約投稿(正解発表の時間は父ちゃんが仕事をしてるフリをしてる時間なので•••)です。いただいた解答コメントの公開と返信は明朝になると思いますことをご了承下さい。ご解答ありがとうございました」