「父ちゃん。今回の母ちゃん検定は車両の形式当て検定だが、解答締切時間を過ぎたよう❗️みなさんからの解答結果の答え合わせをしよう♪」


「かしこまりました」


「今回は以下の問題とヒントをお出ししましたよう❗️」


下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印


問題

「以下の写真を見てこの車両の形式を答えよ❗️

難易度★★★☆☆


ノーヒントで正解•••検聖

第1ヒントで正解•••名人

第2ヒントで正解•••九段

第3ヒントで正解•••初段


「解答締切は4月26日土曜日20時00分とする。いつものようにこの父ちゃんブログのコメント欄にて解答すること


「母ちゃん❗️国家試験や学校の試験じゃないんだからそんな上から目線で偉そうに出題するのはおやめなさいアセアセ


「問題を出題すると偉くなったような気がするんだよう❗️あはは♪」


第1ヒント


第1ヒントの解説

 第1ヒントでは「解答となる車両形式を名乗る車両の活躍範囲は意外に広く、定期列車で運転されている区間ではこの駅が北限となります」ということでこの写真を貼り付けました。

 この駅はJR東日本常磐線原ノ町駅(福島県南相馬市)です。この駅から北へは写真に写っている車両はJR東日本仙台車両センター(宮城県仙台市宮城野区)に所属する701系交流電車で、常磐線では原ノ町駅以北のローカル列車で運用されています。つまり、解答となる車両形式を名乗る車両は常磐線では原ノ町駅以南で運用されていることになります。その他の路線では常磐線と直通する上野東京ラインの品川駅まで、水戸線、東北本線の黒磯駅〜新白河駅までの区間で運転されています。

 


第2ヒント


「みなさんこんにちは。第2ヒントではボクの家の一部を写真でご覧ください」

第2ヒントの解説

 第2ヒントでは解答となる設問の車両が話しているかのように自己紹介的に「ボクの家だよ」と、添えてこの写真を貼り付けました。「家=車両基地」とお考えになったと思いますが、ここに写っている車両基地は常磐線で活躍する車両のうち東京〜茨城県や福島県、宮城県間を結ぶ特急列車の車両や東京と第1ヒントで触れた原ノ町駅以南の区間のローカル列車や中距離列車で活躍する近郊型車両、さらに茨城•福島県内のみのローカル列車で運用されている車両が配置されています。


第3ヒント


「第3ヒントではボクの家族をご紹介します」




「みんな同じ家に住んでる家族なんだよ」


「家族はみんなこんなのが書かれているよ」


第3ヒントの解説

 第3ヒントでは第2ヒントで触れた車両基地に配置されている車両を貼り付けました。

 1枚目は常磐線特急「ひたち」「ときわ」として活躍するE657系、2枚目はかつて「フレッシュひたち」としてE657系導入以前の常磐線の特急列車もして活躍していたE653系です。

 E657系への置き換えにより耐寒耐雪工事などの改造を施されて勝田車両センターから波動輸送用として新潟車両センターに転属して日本海側の特急「いなほ」「しらゆき」で活躍していますが、1編成が国鉄特急色をイメージしたカラーとなって勝田に里帰り、波動輸送などで活躍しています。

 3枚目の写真は国鉄型の415系近郊型電車の後継車として首都圏の京浜東北線で実績のあった209系をベースに交直両用電車として常磐線の中距離輸送用に登場、勝田車両センターに配置されました。

 しかし、中距離利用者には短距離通勤輸送用をベースにした車内設備は不評だったようで、グリーン車を組み込んだE531系の登場により常磐線東京口からは撤退、土浦駅以北のローカル輸送用として転用されました。水戸線でも使用されていましたが、こちらからも撤退しています。

 4枚目の写真の車両は491系交直両用電車です。

 事業用車両でJR東日本の在来線電化区間全てと東日本地区の一部第3セクター鉄道や私鉄の電化区間において線路や架線、地上設備などの検測を行う車両です。east I-Eの愛称が付けられて1編成が存在し、勝田車両センターに配置されています。

 最後の写真の「水カツJR東日本水戸支社•勝田車両センター所属を示す電略(電報略号)です。JR各社の在来線車両には国鉄時代からの伝統(?)により今でも車両の所属区がわかる表記がされています。


 そして、勝田車両センター所属で唯一ヒント写真に写っていなかった車両がE531系交直両用電車です。




「ということで、正解はJR東日本E531系でしたよう♪」


「か、母ちゃん•••帯の色が違うじゃないか❗️とのクレームが来そうだぞ


「それを説明するのも父ちゃんの役目だよう❗️」


 出題に使用された写真に写っているのはかつて常磐線を走っていた403系•415系が纏っていたローズピンクに前面にクリーム帯という交直両用電車に採用されたカラーを復刻した編成です。本来の帯の色は青帯です。

「今回は正答率が低かったけど、みなさんご解答ありがとうございました」