昨年の夏はとにかく暑い夏でした。

 地球環境の変化で過ごしやすい春と秋が短く感じます。

 今年の冬は寒い日が多く、日本海側を中心に降雪量も多くて4月も半ばを過ぎたというのに人里では雪も消えていても少し山林へ足を踏み入れると例年より遅くまで積雪が残っている地域も多いのではないでしょうか?


 そんな春のいまですが、ここ数日は早くも夏日となったところが多くて、フェーン現象もあって内陸部や日本海側ではかなり気温が高かった地点が多かったようです。


 冬が終わるとあっという間に夏の足音が迫ってくるのはどうも•••もう少し四季の移ろいを楽しませてほしいと願うばかりです。


 あっという間に夏がやってくることに半ばげんなりしている•••けれども夏が嫌いなわけではないのです。

 私が一番好きな季節は秋ですが、夏の空だって好きなのです。東京や大阪をはじめとする太平洋側の湿度が高い蒸し暑さをどうしても体質的に受け入れるのが嫌なだけです。

 これは晩夏を迎えた昨年の新潟県柏崎市での空の様子です。

 こんなに美しい青を映す夏の日本海の美しさといったら例えようもないほどです。

 その一方で刷毛で刷いたような白い雲に秋が近づいていることに気付き、一抹の寂しさを感じるのです。


 虫の音が夏のそれから秋の訪れを感じるものへと変化しつつあるこの日はとても暑い日でした。

 空を見上げて雲の姿で秋の訪れを感じつつも、地上はまだまだ暑かったのです。


 写真を撮ってからお昼ごはんを食べに立ち寄ったお店でのごはんがとても美味しかったです。右上の小鉢に見えるキウイ•••酢の物の上にキウイが乗っているのですが、暑さに熱った身体に心地よかったです。キウイフルーツと酢の物がこんなに合うものだとは知らなくて、以来自宅でも真似するようになりました。


 まだ季節は早いけれど、昨年の写真を眺めていたら眩しくて鮮やかな夏空の写真があったので記事にしてみました。