昨日は東日本大震災から14年。

 その深い爪痕は今でも多くの課題を私たちに突きつけているわけで、まだまだ真の復興とは程遠いのが現実ですが、あの日の翌日は長野県北部においても大きな地震が発生して激甚災害に見舞われています。

 新潟県と県境を接する栄村では地下の水道管が各所で破断するなどライフラインを中心に大きな被害に見舞われました。




 長野県下水内郡(しのみのちぐん)栄村は県北東部に位置する我が国屈指の豪雪地帯。

 近年は地球温暖化などの影響もあり昔ほどではありませんが、それでも雪深い地であることには変わりありません。

 村内各所で断水になるなどライフラインに大きな影響が出ましたが、雪深い地であるがゆえにその復旧は雪解けを待たなくてはならない状況に見舞われました。

 この付近はその数年前にも新潟県中越地震、さらには新潟県中越沖地震など大きな地震に見舞われています。

 前日に発生した東日本大震災の災害とそれに伴う原発事故もあったこととそれに関連した地震との当時の見解もあったことから記憶としては大きなインパクトは無いかもしれませんが、豪雪地帯で発生する大地震の爪痕を考えさせられる地震でした。

 昨年の能登半島地震は発生したのが元日•••災害は暦など関係なく起こります。決して人間の都合に合わせて発生するものではないことを改めて意識しておかなくてはならないと思います。