昨日の夕方、姫路にやってきたことは昨日の記事で述べました。
今回は身内の告別式への参列が目的なので純粋な旅行ではありませんが、当日の朝早い新幹線で来て万が一列車が大幅に遅れて間に合わないといけないので前泊でやってきました。
家を出る前に慌てて書いた喪中はがきを地元の駅まで行く途中のポストに投函するのを忘れてしまってホテルにチェックインしてから外に出て郵便ポストを探していたら郵便局発見❗️
姫路郵便局
それにしても自分の年齢を考えれば当然かもしれないけれど、ここ数年はまともに年賀状を書いた記憶がありません。毎年のように私たち夫婦の近親者が次々と旅立ってしまい、喪中はがきばかり出している気がします。
姫路郵便局のポストに喪中はがきの束を投函して姫路城を眺めるとライトアップされていたので近くまで公園の中を歩いてお城の写真を撮りました。
姫路城はまだ小学生の低学年か中学年くらいの時に当時住んでいた広島県福山市から家族でドライブで来たことがありますが、以来足を踏み入れたことがありません。トラックドライバーをしていた頃には遠くから眺めることはありましたが•••。どうせ来るなら朝の新幹線で来て観光してもよかったかなと少し後悔しています。それに山陽電鉄なども乗ってみたかったですね。
大人になってから仕事以外で姫路市に来たことは無かったから、情報に暗いのでホテルにチェックインした時にフロントで尋ねたら駅から姫路城までのエリアの道路が書かれたパンフレットを出してくれて飲食店が多い場所を教えてくれました。
ひとりきりだしごはんもついでに食べられる居酒屋で軽く引っ掛けて食事をするつもりで商店街をウロウロと徘徊しました。
写真では閑散としているように見えますが、けっこう人通りは多くて、たまたま写真を撮った時に人影が少なかっただけです。信号待ちの時に撮ったのですが、私の周囲には多くの人々が信号待ちをしていました。
あちらこちら歩き回ってどのお店にしようか迷った末に駅の近くのお店に入りました。
私の経験では駅周辺のお店はビジネスマンや観光客相手といったところが多くて、本当にいい店は昔からの繁華街にあったりすることが多いけれど、時間ばかり経過していますので、ひとりで入りやすそうなお店があったので入ってみました。
冷酒を飲み比べてみました。いちばん最初に飲んだのが好みに合っていたかな•••それとも初めの一杯だからいちばん美味しく感じたのか•••それは不明です。
姫路おでんは関東ではあまり聞かないような気がしますが、生姜醤油のおでんです。
茎山葵の冷奴£••さっぱりして旨かったです。日本酒によく合います。
ホルモンの煮込みは塩味の出汁が効いていて美味しかったです。
〆は穴子のひつまぶし風茶漬けにしました。
姫路は兵庫県だから近畿地方に含まれますが、味つけなどは大阪周辺とはどこか違う、岡山などの瀬戸内地域に近いような気がしました。
関東でもそうですが、神奈川県などの東海道沿いと埼玉県や群馬県の中山道沿いや栃木県など奥州街道沿い、茨城県の陸前浜街道沿いとそれぞれ個性が違っていて、もちろん風土の違いもありますが、街道の先に続く地方から入った文化もあるから一概に一括りにできないのが旅の楽しみを増やしてくれているような気がします。
今回は旅行目的ではないので束の間の楽しみではありましたが、ちょっとした再発見に繋がったような気がします。