一昨日は雨が降ったり熄んだりだった信越国境でした。

 地上はまだ雨だったけれど山は雪だろうというような雲でした。

 このところこちらへ来るときはどうも天気に恵まれず降られてばかりです。

 天気が良ければ闇に包まれつつある妙高山の冠雪が白く浮かび上がるような画を狙いたかったところですが、それは無理というもの•••。

 仕方なく妙高山に背を向けて妙高山麓の高原地帯を駆け抜けてゆくえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの列車を横から撮ることにしました。

 17時11分•••直江津から妙高高原へ向かう普通列車です。

 この列車はこの先の関山駅で妙高高原を出発してきた下り列車と関山駅ですれ違います。どちらも関山駅を17時15分に発車します。

 17時16分•••関山駅を発車してきた下りの直江津行がやってきました。

 この場所は田圃が広がり、初夏には通り過ぎる列車が水鏡に映るお気に入りの場所です。早春から初夏にかけては列車に乗車していれば残雪を輝かせる妙高山系の山々が美しく、車窓が額縁となって素晴らしい景色を楽しめる区間です。