長野県上水内郡飯綱町(かみみのちぐんいいづなまち)の飯綱町ふるさと振興公社の農産物直売所のさんちゃんに行ってきました。

 いつもお世話になっている方がいて、ちょっと果物でも送ろうかと思ってやってきました。

 もう少し時期が早ければ中野市や須坂市まで足を延ばしてぶどうもいいかなとは思いますが、そろそろ食べ頃は終わりだしと思ってりんごを送ることにしました。ちょっと高いけれど本当はナガノパープルとかクイーンルージュを送りたかった気持ちもありましたが•••(個人的にはシャインマスカットよりはるかに美味しいです。一房あたりシャインマスカットより1,000円ほど高いですが•••)。


 飯綱町は長野県北部、牟礼村と三水(さみず)村が合併して発足した町です。千曲川流域に展開する肥沃な善光寺平(長野盆地)の長野市や中野市、須坂市などはりんごやぶどう、桃などの果樹園が広がりますが、少し標高の高い飯綱町ではりんご栽培が盛んです。

 私は飯綱町のりんごが好きで、以前から旧三水村で栽培されているりんごを好んで食べています。

 今年は「サンふじ」は気温が高い日がいつまでも続いていたので少し品質が劣るとのことで、代わりに濃い赤色の「シナノホッペ」が試食したら美味しかったので1箱購入してお世話になっている方に発送しました。

 同じ敷地内にお食事処「日和」という食堂があるのでそちらで昼食を食べました。


飯綱地鶏「塩ラーメン」

「りんごジュース」

 三水のりんごジュースも美味しくてよく購入するほどなので食事と一緒にオーダーしました。

「日和」の外観

 大きなガラス張りなので食事をしながら南東に連なる志賀高原の山並みが眺められ、振り返ると飯縄(いいづな)山を眺めることができます。昨日は厚い雲に覆われてしまっていましたが•••。


 車で少し走ったところにある三水郵便局

 りんごの産地だけあって今はかなり忙しいのでしょうね。


 そして今日•••。東京に戻るので再びさんちゃんに来て自宅に持って帰るなかののきらめきという品種のりんごを1袋購入しました。皮が黄色い王林と果肉が赤いいろどりを交配して生まれたりんごだそうで、横に半分に切ると断面がまるで桃を切ったような色をしたりんごです。同じような断面のムーンルージュ(いろどりとふじの交配)も買いたかったけれど早くも売り切れてしまっていました。


 今日も日和で朝昼兼用の食事。

 今日は雲は多いものの青空も見えて志賀高原の山並みの稜線もはっきりと眺められました。

 こちらは入口側(西側)です。飯縄山もしっかりと姿を見せてくれました。どちらを向いて着席をしても景色がいいです。昨日と違って雲が多くても日差しもあって明るかったです。

 肉野菜定食に豚汁単品を付けました。難点を言えば肉野菜炒めとサラダは別の器にしてほしかったところです。豚汁は実がたくさん入っていて、もう少し寒くなると恋しくなる感じです。


飯縄山


斑尾山


 この辺りを境にして信越国境付近は冬の空、南側は秋の空といった感じでした。



 一番好きな季節が南へ去っていき北からは雪が追いかけてくる•••そんな空気を感じました。