岩手県花巻市の花巻南温泉峡豊沢川沿いにあります。
 私たちが宿泊した大沢温泉は一軒宿ではあるのですが、新館で現在の代表的な建物である山水閣と湯治場だった自炊部湯治屋、茅葺きの宿菊水館という構成で規模は大きく、新しい山水閣は現代風の和風ホテルといった感じです。湯治屋とは廊下が連結されており、宿泊客はそれぞれの大浴場や露天風呂を湯めぐりすることができます。


 前日まではこの時期の北東北とは思えないほどの気温でしたが、旅行最終日のこの日の予報は午後からは雪が降るということでした。


 山水閣の部屋の窓から眺める豊沢川の渓流を隔てた紅葉が雪に追われるように風に舞っていました。

 帰りの新幹線は花巻市内を観光して帰るつもりでしたので夕方の列車の指定席券を購入済み、そして今回の旅行ではこの山水閣のみJTBで予約を申し込んだため特典でチェックアウトは11時まで延ばせるものでしたから、旅行最終日ということもあってゆっくり帰ることに決めていました。

 朝食後は母ちゃんを引率して敷地内を散策しながら紅葉を楽しみました。

 山水閣から湯治屋の前へ向かいます。


 振り返って山水閣






 菊水館の方へ回り込んでいきますと何やら異様なものが•••。



 なのだそうです。私も母ちゃんもアニメとかは全く疎くて知識がないので、世界に誇るべき(なのでしょう)ジブリとか宮崎駿監督とか名前は知っていても内容までは知らないのです。













 この日の天気予報は良くないものでしたが、少し晴れ間が出たのでこの時ばかりと紅葉の写真を撮りまくりました。




 このあとはいったん部屋に戻ってチェックアウトの時間までのんびりと過ごしました。