「父ちゃん、今回の母ちゃんアンケート『どの夏景色が好きだえ?』準々決勝第2日の締切時間を過ぎたが、みなさんからの回答結果の集計はまとまったかえ?」


「まとまってるよ」


「ところで父ちゃん•••準々決勝第1日目の結果発表で敗退した写真の得票数の後のカッコ書きのところでベスト8と書くべきところをベスト16と書いてあったが、数も数えられないのかえ?」


「うっ•••さっき読み返して気付いて直したよ」


「しっかりしておくれようムキーまあいい。さっそく結果発表としよう。いつものように惜しくも敗退した写真の解説も忘れぬように❗️」


結果発表

①番•••1票(ベスト8)

②番•••2票(準決勝進出)

③番•••2票(準決勝進出)

④番•••1票(ベスト8)




①番

(新潟県上越市中郷区)

 えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン二本木駅の駅前風景です。

 国鉄〜JR東日本信越本線時代から残る現役のスイッチバック駅として有名です。

 かつて山岳地帯を中心に我が国に多く存在したスイッチバック駅もローカル線の廃止や電化などの動力近代化により姿を消していき現在では希少な存在となりました。

 二本木駅も国鉄時代の昭和40年代初めには電化されたのでスイッチバック駅でなくなる要素はあったのですが、この駅の裏側にある日本曹達株式会社の工場への貨物輸送がわりと遅くまで行われていた関係で貨物列車のスイッチバックが必要だったため残されました。

 日本海側の頚城平野から信越国境の山岳地帯への急勾配に位置する二本木駅は冬期は北西の季節風がまともに吹き付ける豪雪地帯•••そんな二本木駅の夏の顔を信越本線開業以来現存する駅舎を花を取り入れて撮影してみた写真です。



②番

(新潟県上越市中郷区)



③番

(長野県上水内郡信濃町)





④番

(群馬県前橋市)

 群馬県の東毛地域•••赤城山の麓を走る上毛電気鉄道で動態保存されているデハ100形101号。

 もちろん現役というわけではありませんが、昭和3年(1928年)上毛線開業以来の生え抜きの古豪です。

 団体貸切列車として運転される以外には営業運転はされていませんが、数年前の夏に上毛電気鉄道を訪れたときに西桐生駅から中央前橋駅へ向かう列車に乗車していて大胡駅で見かけたので撮影したものです。

 母ちゃんアンケートでは敗退した写真はモノクロに加工していますが、こうして加工してみると古い車両の写真には合っているような気もします。


「みなさんのご回答お待ちしておりますよう❗️」