「父ちゃん、今回の『母ちゃんアンケート•好きな夕景は?』1回戦第4日目の回答締切時間となったが、集計結果はまとまったかえ?」


「まとまったよ」


結果発表

①番•••2票

②番•••2票

③番•••0票

④番•••2票


①番

富士山

(静岡県富士市中河原)

 こちらは今回の「母ちゃんアンケート」の第3日目で登場した浜名湖の夕景を撮った時の東海道新幹線「のぞみ」と同じ列車の車窓からの撮影です。

 もう少し手前•••静岡市内あたりだったと思いますが、そのあたりから遠くに鎮座する富士山を見た時には夕日に照らされて淡い桜色になっていたのですが、富士市に入って一番近くになった時にはこのように暗くなってしまったのが残念です。


②番

入道崎

(秋田県男鹿市北浦入道崎昆布裏)

 こちらはもう7年以上前の写真になります。

 2月•••冬の秋田県を夫婦で旅行した時に男鹿温泉に泊まった時に旅館にチェックインしてから男鹿半島の先端にある入道崎までドライブした時に撮影しました。

 前日の秋田市内や宿泊した強首温泉では雪が降り続く天気でしたが、この日は朝から晴天に恵まれていました。

 日本海の海岸に面した男鹿では積雪もわずかでしたが、生えている草がみんな陸側に向かって倒れている光景に日本海側の冬の厳しい気候を実感しましたが、それだけに雲を彩りながら海面を照らす夕日の美しさが際立っていました。



③番

小玉神社

(長野県上水内郡飯綱町大字小玉字鷲羅山)

 晩秋の北信濃•••まもなく雪が追いかけてくる頃となり信越国境一帯の家屋などでは冬支度を始めているお宅も見かけるようになります。

 過ぎゆく秋の名残りを追いかけて「武州加州道中堺碑」がある長野県北部の飯綱町を訪れた時のヒトコマです。

「武州加州道中堺碑」は参勤交代で北国街道を通っていた加賀藩主の前田家が武蔵(江戸)と加賀(金沢)の中間地点となるこの地に設置した石碑で、この小玉の地で休息をして金沢と江戸にそれぞれ旅の無事を伝える早飛脚を出したと伝えられます。

 この道中堺碑を背にして飯縄山の向こうに沈もうとしている夕日を小玉神社の木立越しに撮ってみた写真です。



④番

浅草寺仲見世

(東京都台東区浅草)

 浅草寺の表参道となる仲見世商店街•••私の東京での住まいは浅草には出やすいところにあるのですが、外国人観光客が殺到するようになってからはあまり行かなくなりました。

 写真はコロナ禍よりも前のものですが、やはり凄い人混みです。浅草から本所にかけて夕方に散策するのは好きなのですが、インバウンドによる悪い方の効果のおかげで足が遠のいています。でも街の風情は好きなんですよ。



「母ちゃん、3点が同数で並んじゃったよ。どうする?」


「ここは巴戦しかあるまい」


「夏の甲子園みたいなノリで来たけど今度は大相撲かい•••?母ちゃんの思いつきでアンケートを企画するのはいいけど記事を書くのはおれだぞ。いつまでも終わらないと過労で倒れそうだから3点とも2回戦に進めてもいいだろう?」


「ふん、根性がないねぇ•••倒れて母ちゃんのせいにされてもかなわないからそうするかえ?」


「そうしよう」


「早々に父ちゃんが弱音を吐いたので今回は①②④番が2回戦進出としますよう❗️ご回答ありがとうございました。次回のご参加もお待ちしておりますよう♪」