「父ちゃん、今回の『母ちゃんクイズ』の解答受付締切時間からもう2時間も経過したが、解答結果の集計はまとまったかえ?」


「今回は全員正解だよ」


「それでよしッ❗️」


「今回の母ちゃんクイズは以下の問題でした」


「それでは父ちゃん、ヒントに対する解説と正解発表を記述するように❗️」


問題

「以下の写真を見てどこの駅なのか駅名を答えよ❗️



「解答はいつものようにこの父ちゃんブログへのコメントでお願いしますよう♪締切は4月13日20時00分とする。なお、ご解答に対するコメント承認と返信は正解発表後に父ちゃんにやらせますからご了承くださいよう❗️」


第1ヒント

「第1ヒントはまず以下の代表的な名言録の一部やキーワードから解答の糸口を見つけてみてください」


「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる」


「今日もおまんまうまいよ びんぼうごくらくながいきするよ」


•茨城県北茨城市大津町字五浦


•岡倉天心


•横山大観


•旧姓田中


•岡山県井原市


•広島県福山市


•東京都小平市


第1ヒントの解説

 第1ヒントではキーワードを並べました。

 順番が前後しますが、出題写真の像の人物は岡倉天心が晩年を過ごした五浦(いずら=現在の茨城県北茨城市五浦)が釣竿を担いでいる様子を岡倉天心に画家の横山大観らとともに師事した彫刻家の平櫛田中(ひらくしでんちゅう=本名•平櫛倬太郎)の作によるものです。

 平櫛田中は明治5年1872年に現在の岡山県井原市に田中倬太郎として生まれました。

 明治15年(1882年)に現在の広島県福山市今津町の平櫛家の養子となります。

 その後の経歴を述べると長くなってしまうので割愛しますが、岡倉天心に弟子入りします。彫刻家としての号は養子先の平櫛と旧姓の田中を合わせて平櫛田中を使用しました。

 この像は岡倉天心を師として深く敬愛していた平櫛田中が制作、山陽新幹線博多開業とそれに伴う福山駅改築竣工を記念して寄贈されたものです。

 晩年は東京都小平市で制作活動をしていました。


「父ちゃんッ炎それでは第2ヒントを出すようにッ❗️」


「畏まりましたアセアセ


第2ヒント


「眺める駅の向こう側の駅前に出題写真の像が設置されています。つまりこの駅が解答となります。多分、東京•渋谷のハチ公前や山梨•甲府の武田信玄像や新潟•上越妙高の上杉謙信像のように駅前の待ち合わせスポットなのかもしれません」


「なお、第1ヒントでキーワードとして挙げた旧姓•田中さんは現在では同じ自治体に含まれる村に養子に入ったのですが、その隣町は下駄の産地としても有名です(そちらの駅は正解駅からふたつめの駅です)」


第2ヒントの解説

 第1ヒントの項で解説した五浦釣人像は駅の入口のすぐ前にあるから待ち合わせスポットなのかもしれませんが、それは福山市民に訊いてみないとわかりません。しかし、存在感はあるので待ち合わせ場所に向いていますね。

 そしてヒントの写真はかつての城郭の中に造られた福山駅の北側に鎮座する福山城から福山駅を眺めたものです。

 平櫛田中が幼少期を過ごした福山市今津町の隣町は福山市松永町です。かつて今津町と合併し、その後は周辺町村を合併して松永市になりましたが、さらに福山市と合併したため現在は福山市松永町となっています。

 松永は下駄の産地として有名で、私が少年の頃に松永の友達のところへ遊びに行った時には松永駅の周辺には下駄を作るための材木置き場が多くあり、木の香りが漂っていたのですが、現在ではどうなっているのでしょうか•••?


正解発表

「よくわかったようなわからないような父ちゃんの説明ではありましたが、正解はJR西日本福山駅でしたよう♪今回は全員正解でしたよう❗️ご解答ありがとうございます」