今日は深夜勤務明けの休日でした。

 昨夕からの冷たい雨がお昼頃まで続いていたから帰宅後はお風呂に入ってから大人しく寝ていたのですが、外の公園から聞こえるカラスの声に雨が上がったことを感じて布団から出ました。

 こうなると残雪を割って顔を覗かせるフキノトウのように私の徘徊僻が目覚めてしまいます。

 さりとて遠くへ行くような時間ではないので近所では手に入らない晩酌の肴でも探しにアンテナショップにでも行ってみようかと、どこの都道府県のアンテナショップに行こうかとスマホで検索•••。


 そこで目に留まったのが地元駅から電車1本で行ける千代田区の日比谷でした。そして向かったところは•••。


Chanter

HIBIYA

(日比谷シャンテ)


 東京23区内に居住していながら

(人混みが大の苦手•••)

な私は用事がない限りはあまり都心部には出かけないタイプなのですが、地方自治体のアンテナショップへ出かけるのは好きなのでそれらが集中する銀座や日本橋、有楽町、青山方面には気が向くと出かけることがあります。でも日比谷シャンテは多分初めてかな•••?


 訪れたのはシャンテ日比谷地下1階にある島根県のアンテナショップ「しまね館」です。

 昨年の2月に夫婦で旅行した島根県と鳥取県はとても満足できたので、1年近く経った現在でもまた行きたいと思っています。とはいっても気軽に行けるような距離ではないし(どうせ行くなら中身の濃い旅行にしたい ! )、それはまた時間をかけて計画を立てたいと考えています。


 昨年の旅行では私の拙ブログで記事にもしましたが、宿泊した出雲市の旅館での食事にとても満足したので、以来すっかり山陰贔屓になってしまった感のある私です。

 先日は5人グループで飲みに行ったのですが、その時のお店選びも私の独断で出雲料理のお店に決めてしまったほどです。

 昨年旅行するまでハッキリ言って私は山陰をナメていたと認めざるを得ません。日本海側なら北陸や新潟、庄内から秋田にかけては何度も出かけているし旨いものがたくさんあるからわざわざ山陰まで出かけなくても•••そんな気持ちがどこかにあったのかもしれません。

 しかし、そんな思い違いは昨年の旅行で打ち砕かれました。そしてすっかり出雲地方をはじめとした山陰の魅力と味覚に取り憑かれてしまいました。同じ日本海側でも北陸や東北とは違う個性に打ちのめされてしまったと言ってもいいでしょう。


 せっかくなので「ちょい飲み」をしていこうと、買い物の会計をしたレジでオーダーして奥のカウンターへ•••。

 こちらでは「ノドグロ丼」などの食事や利き酒が楽しめます。店内の会計レジでオーダーして前払いするシステムで、レジで受け取った伝票を持ってカウンター席に行って料理が提供されるのを待つシステムとなっています。


 左上の①番のお酒を飲んでみました。

 利き酒は•••もっと落ち着くところで味わいたいから今回はパスです。


 おでんも一緒に•••というか、お酒はすぐに出たんだけどおでんは温まるまで提供されなかったので飲み干してしまわないようにチビチビと大切に飲みました。

 おでんは柚子胡椒でいただきます。美味しかったですよ。出汁が好みの味でした。


 わずかな時間しか居ませんでしたが、外はすっかり暗くなっていました。

 ちょっと遠出する時間が取れない時には都心のアンテナショップへ足を運んでみるのもたまにはいいものですね。

 ちなみに今回は先日出雲料理のお店で食べた赤天の美味しさが忘れられずにアンテナショップで販売されているものを購入してみました。お店で食べたものに及ばないかもしれませんが、これから軽く焼いて食べてみます♪