夢の旅路のその先へ(その21) 車窓を流れる風景を眺めつつ津軽三味線の演奏に耳を傾ける。 素朴な風景を彩るように流れる音色に旅の最終日という一抹の寂しさが過ぎるのは、ひとり旅だからこその醍醐味なのだろうか•••。 演奏が続く中、列車は陸奥森田駅に到着した。既に列車は鯵ヶ沢町からつがる市へと入っている。 車窓の風景も鯵ヶ沢駅までの海岸線に沿ったものから津軽平野の田園風景へと変化しつつあった。 次回に続きます。