快速「リゾートしらかみ5号」(青池編成)は奥羽本線と五能線の分岐駅である東能代駅で6分ほどの停車時間があるので、ホームに降りて写真を撮った。この駅から列車の進行方向が逆向きとなるので乗務員交代が行われていた。
この駅での動画は撮っていなかったが、停車中にずっと「リゾートしらかみ」のテーマソングが流れていた(車内チャイムのメロディはその一部)から撮影しなかったのがちょっと悔やまれる。
東能代駅を発車して今回の目的のひとつである五能線の旅がいよいよ始まる。
(以下、東能代駅発車から動画が7つ連続します。ご覧になる方は音量にご注意ください)
東能代駅を発車してまもなく警笛を鳴らして米代(よねしろ)川を渡る。
この辺りではまだ海岸線には出ないが、風力発電施設が見えることや空の感じから海が近いことがわかる。
今回、五能線の旅をした理由は•••。
実は8年ほど前の2月に五能線を旅する計画を立てようとしたことがあった。夫婦で旅行したかったのだが、妻が
「この日は仕事を休めそうにない」
というので、
(ひとり旅なら•••)
と、冬期は気象による運休となるリスクが高いものの、海岸線の厳しい車窓風景を楽しもうと思いついて五能線を旅するつもりで当時のびゅうプラザで職員の方に相談に乗ってもらいながら計画を立てていたのだが、その最中に
「ダメ元で休暇申請したらOKだったよ」
と、妻からメールが来たので冬期はリスクが高い五能線の旅はやめて大仙市の強首温泉と男鹿市の男鹿温泉の旅行に切り替えた経緯があった。
以来、秋田へ旅行する機会に恵まれず、職場の秋田出身の部下が帰省する時に毎年のように誘われていたのだが、こちらの都合やコロナ禍による外出規制なども重なって機会を逃していたのだ。
今回はやっとその機会が訪れて休暇を取って秋田で職場の部下たちと楽しい時間を過ごし、その後は別れて単独行動することにしたのである。
五能線を乗り通す機会は今まで無かったから絶好の機会でもあった。
このシリーズは長くなりそうです。五能線の列車のようにのんびりと続けてゆくつもりなので、違う記事を挟みながらとなりますが、タイトルは「夢の旅路のその先へ」で続けていくつもりです。
可能な限り車窓風景の動画なども貼り付けていきたいと思いますので、よろしかったら五能線の美しい車窓風景をご一緒にお楽しみください。