ほんの数日前は秋田から青森にかけて旅をしていたというのに今日は信越国境にいます。まあこちらは旅ではなくて所用によるものですが•••。


 妙高山や黒姫山をはじめ飯縄山や戸隠山、斑尾山の「北信五岳」全ての山が雲ひとつかかることもなくくっきりとその全貌を惜しげもなく日没まで見せてくれていましたし、善光寺平を隔てた志賀高原の稜線もはっきりと見えていました。

 今日は深夜勤務明けで会社から東京駅へ直行、朝一番の「かがやき501号」で長野駅まで乗車しました。

(グランクラスに乗車したわけではありません)


 長野駅で下車したときはかなり冷え込んだ朝という体感で、駅レンタカーで坂中峠を越えるときはあたりは霜で真っ白、坂中トンネルのあたりでは路面が凍結していました。


 雲ひとつない快晴だったので放射冷却によりかなり冷え込んだのでしょう。

 東京駅から長野駅までずっと快晴で、熊谷駅を通過するあたりまでは遠く西の空にに富士山を眺め続けることができ、熊谷駅を通過すると進行方向左手前方に雪化粧した浅間山が見え始め、それが高崎駅付近では左手にひときわ大きくなって存在感を示します。

 進行方向左側の座席だったので右側に見えるはずの筑波山や赤城山、榛名山を眺めることはできませんでしたが、妙義山がいつもより近くに感じられ、その向こうには南アルプスの峰々が頂を朝日に輝いているのもくっきりと眺められました。

 軽井沢駅を通過して佐久平駅付近までは八ヶ岳、上田駅を通過してからは今度は遠くに北アルプスが姿を現し始めました。列車は太平洋側から日本海側へと移ってきたわけです。


 上田駅を通過して長いトンネルを抜けると善光寺平へと入ります。千曲川や犀川を渡るあたりでは車窓を流れる低い山々には霧がかかっていましたが、その向こうに頂を見せる北アルプスの輝きはくっきりと眺められました。

 これから本格的な冬を迎えると関東平野は快晴でも信州に入ると鉛色の雪雲に覆われることが多いので、今日の天気は幸運でした。


 所用を済ませてから午後は飯綱町の「いいづなアップルミュージアム」まで久しぶりに行ってきました。目的は見学ではなくさみずのりんごジュースを購入すること。ジュースだけなら家の近所の道の駅でも買えるのですが、三水(さみず)のりんごを買いたくて飯綱町までやってきたのです。






 りんごは別のところで購入したのですが、今年は遅霜があったこともあり不作で例年の6割程度の収穫しかできなかったそうです。しかも箱詰めサービスと発送サービスは今シーズンはもう終了したとかで、牟礼の郵便局まで持っていってゆうパックで発送しました。


飯綱町小玉にて。






 朝の冷え込みとは対照的に日中は穏やかな小春日和でした。


最近撮った写真は

 

 

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する