10月5日の徘徊録(その16) 笠島駅を通過して上輪のトンネルを抜けると海岸線はそれまでのリアス式海岸から変わって車窓の風景も開けた穏やかなものとなってきます。 風は相変わらず強くて日本海も荒れていますが、列車は徐行することなく米山駅を通過します。 特急「しらゆき6号」は柏崎市から上越市に入って最初の停車駅である柿崎駅に近づきました。 柿崎駅に到着です。 新潟県上越市は港町であり陸上の鉄道や道路においても交通の要衝である直江津市と城下町として栄えていて県の出先機関などが集まる高田市が昭和46年(1971年)に合併して誕生した市です。 その後、平成17年(2005年)に周辺13町村を編入して県内では村上市に次ぐ面積となっています。 平成の大合併において編入された旧町村名は地方自治区として○○区という名前で残っており、柿崎もそのひとつです。 次回に続きます。