笠島駅を通過したら再びトンネルへと入ります。
この先は徐行することなく進みます。強風という気象状況のための徐行でしたが、このあたりでは最も車窓の景色が楽しめる区間での徐行運転は定期の特急列車とはいえ、まるで観光列車に乗車しているかのような気分でした。
ちなみに笠島駅は私にとって最近の一番のお気に入りスポットとなっています。
以前はこの界隈にやってくると先日の記事でもご紹介した西鯨波海水浴場付近や青海川駅付近、米山駅付近など海に人工的なものが無いところの方が魅力でしたが、曲線上にあるホームをやってくる列車や駅前の雰囲気などが魅力となってきて、こちらばかり訪れているような気がします。
この1週間後に車で笠島駅にやってきて今回の記事で乗車している特急「しらゆき6号」が通過してゆく様子を後追いで撮影しました。海の表情が全然違うでしょう?
笠島海水浴場の端にある弁財天。一礼して鳥居をくぐって進むと海の向こうにある笠島駅を眺められます。
「しらゆき6号」が通過して少し待っていると下りの貨物列車がやってきます。この貨物列車は「しらゆき6号」と隣の米山駅付近ですれ違ってやってくるので、それほど待たずに撮影することができるのです。
乗車中の列車の話に戻しましょう。
連続するトンネルとトンネルの間から少しだけ眺められるのは上輪海水浴場。すぐに次のトンネルに入ってこれを抜けると米山海水浴場の脇を通過します。
米山海水浴場の脇を通過するとまもなく米山駅を通過します。
次回に続きます。



