強風のため最徐行中の車窓の続きです。
鉄道写真の有名撮影地である西鯨波海水浴場の脇を通過します。
この日は強風でかなり荒れていた日本海ですが、ここは夏のよく晴れた日のお昼頃であれば青空を映す日本海を背景に気持ちよさそうに通過する列車が撮影できます。日没時間を調べて日本海に沈む夕日を絡めて撮るのも好きな場所です。
風雪舞う真冬にも過去に何度か通っていますが、列車はいつも通常通りの速度で走っていたのでここまでゆっくりと徐行するのは初めてでした。
かつて首都圏と北陸方面のアクセスが上越新幹線〜長岡乗り換え〜信越本線〜直江津〜北陸本線だった頃や、その後越後湯沢(乗り換え)〜北越急行〜直江津〜北陸本線となってからも冬期には北西の季節風により信越本線や北陸本線のダイヤが大幅に乱れることがあったので、北陸新幹線が長野まで部分開業してからは新潟県上越地域のビジネスマンなどは東京への出張には直江津から長野まで普通列車で出て長野から新幹線に乗り換えて行くということも多かったという話を聞いたことがあります。
このトンネルを抜けると「海に一番近い駅」とさて人気の青海川駅となります。
次回に続きます。