このシリーズも10回目となってしまいました。
特急列車の乗車記なのですからさっさと目的地に着いて終わらせれば良さそうなものですが、強風による徐行運転の車窓をアップしているのでご容赦いただくとして•••。
列車は昔から信越本線の有名撮影地として数多くの写真が紹介されている西鯨波海水浴場も大荒れです。
通常はこのようにあっという間に通過するわけですが•••。
夏の天気のいい日にどこまでも突き抜けるような明るい青空とそれを映す美しい日本海を気持ちよさそうに駆け抜けてゆく「しらゆき」もいいものですが、晩夏の頃に日本海に沈む夕日とタイミングが合う「しらゆき7号」もいいものです。
西鯨波と鯨波を隔てる山裾をトンネルで抜けて鯨波海水浴場の前を通過します。
鯨波駅前や海水浴場から国道8号線へ抜ける道路を跨ぐと鯨波駅を通過します。
鯨波駅を通過すると線路は海岸線から離れて内陸部へと向かうので列車は速度を上げて次の停車駅である柏崎駅へと向かいます。
今回の乗車は直江津〜柏崎間。
乗車したのはJR東日本新潟車両センターに所属するE653系•H202編成でした。
柏崎駅に到着です。
到着は2番線ホーム。終点の新潟駅をめざす「しらゆき5号」を見送ります。
越後線のE129系電車が0番線ホームで発車時刻をのんびりと待っていました。
柏崎駅は2面4線となっており、越後線の列車が使用する0番線は行き止まりとなっており、1•2番線の間に中線が通っています。
通常1番線は柏崎駅始発終着駅としている信越本線長岡方面のローカル列車が使用し、柏崎駅を中間駅としている特急列車などは下り新潟方面が2番線を、上り直江津方面が3番線を使用しているようです。
北陸新幹線金沢開業以降、直江津駅より先の金沢方面への直通列車は無くなりましたが、現在でも「直江津•金沢方面」と表示されています。
次回に続きます。