延々と綴ってきました「8時間40分の鉄旅」シリーズですが、もう少し続きます。もう少し一緒に旅を続けていただけますと嬉しいです。
直江津駅8:43発の妙高高原までの快速1往復〜直江津〜市振の急行1号•2号での往復と乗車を続けてきまして残りのの1往復である急行3号•4号での直江津〜市振間往復の鉄旅となります。
急行1号では能生駅での運転停車中に1号車指定席車両では昼食(蟹釜飯と蟹汁)が準備されましたが、急行3号では直江津駅を発車してまもなく3時のおやつスイーツが配られました。
私はスイーツ音痴なので名前を言われてもわからないし、品物を見ても名前がわからない(つまり商品名と商品が一致しない男です)ので、気になる方は以下の画像を拡大してご覧ください。
添えられている果物(フルーツと言わなきゃいけないのかな?)とメニューを見比べてなんとかわかりましたが•••ここで開き直りました。
(なんの•••おれはいつもケーキだろうとアイスだろうとお箸で食べてる母ちゃんの亭主だ❗️)
と、母ちゃんのゆかいな笑顔を思い浮かべたら
(スイーツ音痴なんて小さなことだ)
という楽な気持ちになりました。
急行3号は有間川駅と能生駅で運転停車してホームに降りることができます(どちらも改札口より外には出られません)。
反対側のホームの向こうは国道8号線を隔てて日本海が眺められます。この沿線で日本海に一番近いと思われます。残念なのは駅名標の設置場所と電柱が被っていること•••。
有間川駅はカープしているので列車は傾いた状態で停車します。
サービスなのかどうかはわかりませんが、行先表示幕が「平」となっていました。
平はここからずいぶん離れている(一応隣県ではありますが•••)福島県いわき市のいわき駅の旧駅名です。以前は通勤などで上野駅からよく利用していた常磐線では普通列車でも平行(へいこうと読まないでくださいね)が多く走っていたので当時走っていた415系電車などでは見慣れていた表示です。
表示はこの有間川駅停車中に本来の市振に表示が変わりました。
木造駅舎に海、国鉄色•••少年時代に当たり前に見られていた風景が甦ってきました。
糸魚川駅に到着です。
急行3号〜4号の一往復は糸魚川〜市振間は普通列車となり、青海駅•親不知駅にも停車します。
以前の青海は新潟県西頸城郡青海町(にしくびきぐんおうみまち)でしたが、平成17年(2005年)に糸魚川市•能生町(のうまち)とともに合併して糸魚川市となりました。
現在はあまりこちらの方を歩いたりする機会がなくて列車でもドライブでも通過してばかりなのですが、青海や親不知周辺は若い頃には漁師さんがやっている民宿や食堂に美味しい近海ものの地魚を食べに立ち寄ったものでした。
親不知駅付近では北陸自動車道が海上を通っています。
再び市振駅です。
列車とともにここで折り返して直江津駅へ戻ります。
次回に続きます。