妙高高原まで快速として1往復してきた列車は50分ほどの折り返し時間があり、その間を直江津駅で写真を撮ったりして過ごしました。
直江津駅北口
以前の直江津駅は三角屋根の駅舎が象徴的でしたが、これも取り壊されて久しく、現在では鉄道駅というよりフェリーターミナルみたいな駅舎です。
妻面フェチなので銘板を撮影。2号車と3号車の413系ユニットは私よりひとつ年上です。
「せんぷぁ〜い」
旧北陸本線の日本海ひすいラインを走るET127系気動車。
えちごトキめき鉄道は全線電化路線で、このうち旧信越本線の妙高はねうまラインは直流1500V、日本海ひすいラインは直江津〜梶屋敷間が直流1500Vで、近年誕生した新駅のえちご押上ひすい海岸駅付近から西は交流20000V60Hz電化となっています。
このためここを通過する電車は電気機関車を含めて高価な交直流両用電車が必要で、第3セクター化とされるときに保守費用などを含めて日本海ひすいラインを走る車両は気動車という判断がなされました。
妙高はねうまラインは元JR東日本信越本線、日本海ひすいラインは元JR西日本北陸本線で、走っている車両もそれぞれのルーツに沿ったものとなっているのが興味深いところです。
北口にある直江津庵。今回は旅行商品に食事が含まれているので立ち寄りませんでしたが、線路沿いにお店があるので、カウンター席ではタイミングが合えば駅を発着する列車を眺めながら食事することもできます。
さて、そろそろ発車時刻が近づいてきたので列車に戻ることにしましょう。
車内に戻ってしばらくしていよいよ急行1号の発車となります。
直江津駅の広い構内をゆっくりと発車していきます。
車窓の空を見上げると海が近いことを実感しますが、直江津駅があるところは海岸から少し離れているので海は見えません。
直江津駅の西方は山が直江津海水浴場の海岸に山が迫り出しているので、これをトンネルで抜けることとなります。
トンネル内を走行している動画はつまらないかもしれませんが、途中で貨物列車とすれ違ったり、トンネルの出口付近では国鉄型電車らしいタイフォン(警笛)の音を響かせますのでよろしかったら続けてご覧になってみてください。
トンネルを抜けると目の前に日本海が広がって開放的な車窓となります。
谷浜駅を通過しました。並行する国道8号線は車でもよく通りますが、富山県境まで続く海岸線に沿った道路の景色は格別です。
次回に続きます。