8時43分、列車が直江津駅6番線ホームを発車していよいよ8時間40分の鉄旅の始まりです。



 直江津駅は3面6線構造となっています。他にも駅の新潟方にあるえちごトキめき鉄道の車両基地がある関係から南側にはたくさんの線路があって昔からの交通の要衝であったことがわかります。

 列車は富山方向に向かって進みます。


 直江津駅発車時に配られた袋。中には朝食としておにぎりとお茶が入っています。もちろんこの指定席だけのサービスです。



 旧国鉄〜JR北陸本線である日本海ひすいラインの線路としばらく並走したのちに徐々に速度を上げながら旧国鉄〜JR信越本線である妙高はねうまラインへと入って日本海ひすいラインと分かれて長野方向に進んでいきます。

 直江津駅は国鉄時代には新潟鉄道管理局と金沢鉄道管理局との境界であり、国鉄分割民営化後にはJR東日本(信越本線)JR西日本(北陸本線)との境界駅でした。

 新幹線ができる前には首都圏から北陸方面へ向かう列車や関西圏から東北方面へ向かう列車が往来して賑わっていました。

 現在では優等列車は数少なくなりましたが、えちごトキめき鉄道管理駅となってからも妙高はねうまラインと日本海ひすいラインの列車だけでなくJR東日本信越本線や第3セクター北越急行の列車も多くの列車がこの駅を拠点として発着するので時間帯によっては列車で賑わう光景も見られます。


 快速列車とはいえ北新井駅以外は全ての駅に停車します。平日の定期普通列車の時刻で運転されるからなのでしょう。そのため急行ではなく、1号車の指定席以外には普通料金で一般の利用客も乗車できます。


 列車は春日山駅に到着します。ここまで動画を撮影したところでいったん撮影を中断しておにぎりをいただくこととします。