前々回〜前回と前置きが長くなりましたが、いよいよ本題へと入っていきます。


 まず直江津駅の切符売場の窓口にて予め購入しておいたホリデーツァーパスを提示(これが無いと乗車できません)して自分の予約してあるボックス番号と予約番号•名前を告げて「旅のしおり」と乗車する6列車分の硬券(座席指定券)を受け取ります。

「旅のしおり」の裏表紙に座席指定券の硬券がセットされています。私の場合は①直江津〜快速〜妙高高原、②妙高高原〜快速〜直江津、③直江津〜急行1号〜市振、④市振〜急行2号〜直江津、⑤直江津〜急行3号〜市振、⑥市振〜急行4号〜直江津と、6本の列車に全て始発から終着までをフル乗車するので全部で6枚の座席指定券がセットされているわけです。

 これを受け取って改札口で職員の方からホリデーツアーパスにスタンプを押してもらいます。


 点線で囲ってある○部分にスタンプを押してもらうわけです。


 ここまで済ませたらいよいよホームに下りて列車の到着を待ちます•••なのですが、待つ間もなく階段を下りようとしていると

「6番線に快速妙高高原行が入線いたします。ホームの内側に下がってお待ちください

とのアナウンス。


 長岡方先頭車のクモハ413-6+モハ412-6の電動車ユニット、そして富山方にクハ455-701という3両編成です。
 このうち413系の2両(2号車•3号車)はかつて急行型車両でしたが、国鉄時代末期の急行列車の廃止(特急に格上げて特急を増発)により行き場を失った急行型車両をローカル列車用に改造する際に種車の機器はそのまま流用して車体を近郊型タイプにして新製したものです。
 乗降口をやや中央寄りに両開き扉で配置したものです。
 富山方に連結されているクハ455-701は1号車で、主に指定席として使用されています。この車両は外観では側面上部に幕式の行先表示器が追加されているなど細かい点では改造による変化も見られますが、扉は両端に片開き式の扉が位置することや惻窓が整然と並んでいるなど急行型時代の面影を多く残しています。


 内装は国鉄時代に急行列車から撤退して413系と組成されることからデッキ仕切を撤去、座席配置も中央部の左右4つずつ•••8つのボックスシートを残して車端部はロングシート化、吊革も追設されるなど413系と共通したものになっており、厳密には急行型としての面影は薄れていますが、窓側座席にも肘掛けが付いていることやトイレと洗面台があることなど急行型時代からの設備も残っています。




 観光急行用に大きなテーブルが設置されているため、通常は4人掛けのボックスシートですが、2人までしかひとつの区画には座れません。しかし、この大きなテーブルはこの観光急行にはとても助かる設備なのです。そのあたりは後日触れることになるかと思います。

 シートはモケットが国鉄型車両の標準色だった青いものに戻されていました。これは最近なのでしょうか•••?


 それではまず快速妙高高原行として今回の旅の始まりです。

 今回はヘッドサインが大型のものが装着されており、「ひめかわ」が表示されていました。




最近撮った写真は

 

 

 

 

 

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