熊本紀行(?)の続きです。
JR九州熊本駅新幹線口からすぐのところにあるトヨタレンタカーで予約しておいた車を借りて宿泊しているサクラマチのKOKO HOTEL に戻って母ちゃんと義妹(母ちゃんの妹)を乗せて出発です。
熊本市街地から九州自動車道の熊本インターチェンジを過ぎて国道57号線(途中で北側復旧道路を利用)で東へ向かいます。
途中の熊本市と菊陽町の境あたりではけっこう混まれましたが、自動車専用道路の北側復旧道路のおかげで意外と時間は短縮されたと思います。
長く長距離トラックドライバーをしていた私ですが、九州方面はほとんど福岡近郊にしか来たことがなくて、熊本県のような九州中部や宮崎県や鹿児島県といった南九州には若い頃に数えるほどしか来たことがあるくらいです(当時は九州自動車道は八代までしか開通していなくて、宮崎市内に行くのにも人吉まで球磨川沿いに国道を走ったものです)。
管理職となって内勤になってから10年ほども経過すると以前頻繁に走っていた東京〜関西方面も新しい高速道路がかなり開通していて未知の道路が増えてしまいました。九州も例外ではありません。
まっすぐ目的地に行くために道路は九州へ旅立つ前に頭に叩き込んでおきました(Googleマップで航空写真とストリートビューを見て曲がる交差点の目印を記憶しておきました)。おつむが空っぽなので簡単に情報を収納できました。
しかし、母ちゃん姉妹の従兄弟から宮地駅(JR九州豊肥本線)の駅前で待ち合わせようとの連絡が来たので宮地駅へ立ち寄りました(多分ここで待ち合わせなくても私の趣味的な観点から帰りに立ち寄ったのではないかと思われますが•••)。
駅前で母ちゃん姉妹の従兄弟と合流(この方との再会も20年ぶりくらいです)して駅前のレストランで赤牛カレーを食べました(当初は手前のお店でお昼を食べようということになっていたのですが、人気店で一杯だったので宮地駅に待ち合わせ場所を変更したのでした)。
お昼を食べてから向かった先は日本三大楼門のひとつに数えられる肥後一之宮「阿蘇神社」にお詣りしました。
阿蘇神社も数年前の熊本地震で大きな被害に見舞われましたが、かなり修復が進んでいました。
着いたときはいい天気でしたが、俄かに涼しい風が吹き始めて空には鉛色の雲がもくもくと広がってきました。
案の定、お詣りを済ませたところで大粒の雨が激しく叩きつけてきてお土産屋さんに避難。
従兄弟が
「ここの馬コロ(馬肉のコロッケ)が旨い」
と教えてくれたので購入し、ついでに我が家へのお土産として冷凍の馬刺し&赤牛ハンバーグを購入して宅配で送ってもらいました。ちなみに従兄弟は私たち夫婦より3歳年上で、少年時代は阿蘇神社が遊び場だったそうです。
その後は所用を済ませて熊本市内へ戻りました。
本当はもっとゆっくり阿蘇周辺を観光したかったのですが、この日は私たちが宿泊しているホテルがある一帯が4年ぶりに開催される火の国まつりのメイン会場であることで大がかりな交通規制が敷かれること、その影響で駐車場に車を入れられないと困るのですぐに戻ったわけです。
どこかで豊肥本線をゆく列車を撮影したかったけれど次の機会にお預けです(なかなか九州に遠征する機会に恵まれませんが•••)。