「父ちゃん、『母ちゃんアンケート水鏡』1回戦もいよいよ結果が判明したと思うが、集計結果はまとまったかえ?」
「今回の結果は以下の通りとなりました」
①朝の古間駅
(長野県上水内郡信濃町)
さすがに8日目となると私が撮りためた水鏡の画像も底をついてきた感がありますが、そもそも水鏡を狙って撮った写真は少なくて、後で見返すと偶然水鏡となっていたといったものも多くあります。
こちらは第6日目でアップした場所と同じ立ち位置で初夏の朝に撮影したものです。
しなの鉄道北しなの線古間駅に新型車両SR1系が朝日にステンレス車体を輝かせて到着したシーンです。右に見えるのが妙高山、左に見えるのが黒姫山です。
②サンライズからの斐伊川夜景
(島根県出雲市)
1票
こちらは今年の2月に夫婦で山陰旅行をしたときに復路で山陰本線出雲市駅から乗車した寝台特急列車「サンライズ出雲」の車窓から撮影しました。
久しぶりに長い休暇を取っての旅行でしたが、楽しい時間は瞬く間に過ぎて山陰を離れる一抹の寂しさを感じつつ出雲市駅を発車した列車の中から流れる夜景を眺めていました。
斐伊川は一説には暴れ川だったためヤマタノオロチが棲む川だとか川自体がヤマタノオロチだという伝説があるようです。いかにも神話の国•出雲らしい伝説ですね。
それにしても島根県はまた旅行したくなるほどいい旅になりました。
③杉ノ沢踏切での晴星
(長野県上水内郡信濃町)
こちらは第7日目でアップした「暮れ泥む北しなの線」と同じ場所での撮影です。
似たような画像と思われるかもしれませんが、同じ115系電車でも7日目の方は下り列車でJR東日本時代の初代長野色に復刻された編成、今回の画像は妙高高原から折り返してきた晴星編成です。
晴星編成は「佐久地域星空トレイン」と銘打たれて青く塗られた車体に浅間山や八ヶ岳といった長野県東信地方(佐久地域)の象徴的な山や天体観測アンテナの絵が描かれています。
④妙高山と混色編成
(新潟県上越市)
2票
こちらは第5日目でアップしたえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの画像とほぼ同じ地点で線路を隔てた反対側から残雪を輝かせる妙高山を背景に撮影したものです。
旧国鉄新潟鉄道管理局管内のローカル列車で運用されていた首都圏や関西方面から都落ちしてきた旧型電車が纏っていた新潟色(赤と黄色のツートンカラー)を復刻したラッピング編成とトキ鉄オリジナルの妙高山を図案化したラッピング編成の組み合わせでした。
田圃に水を引き入れている最中で水面が波打っていたので映る妙高山や列車がぼやけてしまったのは残念でしたが仕方ありません。
どちらもJR東日本から売却されたET127系で、JR時代はE127系を名乗っていました。
JRに残っていた編成は新潟県内のローカル運用に就いていましたが、まさか長野総合車両センターで改造工事を受けて神奈川県の京浜工業地帯にある南武支線で働くことになるとは思いませんでした。
「というわけで、今回は④番が勝ち残りました。みなさん、ご回答ありがとうございました。次回は敗者復活戦をやりますのでぜひご参加ください」