「父ちゃん、『母ちゃんアンケート水鏡』1回戦第6日目の集計結果はまとまったかえ?」


「今回の結果は以下の通りだよ」

①能生漁港

(新潟県糸魚川市)

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 新潟県の南西部に位置する糸魚川市。その糸魚川市東部にある能生地区は旧西頸城郡能生町(にしくびきぐんのうまち)。

 関西の京都市から日本海側を北上して北陸地方の中核都市を結んで新潟市へ至る国道8号線の糸魚川市〜上越市〜柏崎市にかけての区間は延々と日本海の海岸線に沿っていて日中はドライブしていて気持ちがいい区間。

 夜は当然そのような風景を楽しむことはできませんが、能生漁港の脇を通過するときは少年だった昭和の時代に戻ったかのような気分になります。

 機会を見つけて漁火を映す海を撮りに行きたいものです。



②龍門の瀧

(栃木県那須烏山市)

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 栃木県那須烏山市の滝地区は旧那須郡烏山町(なすぐんからすやままち)。

 那須岳山麓を源として栃木県〜茨城県を通って太平洋へと流れる那珂川の支流である江川(えがわ)にかる龍門の瀧は遊歩道を通って滝壺へと下りることができます。

 滝壺から滝を見上げると対岸の斜面を通るJR烏山線の列車を滝と絡めて撮影できる鉄道写真の名所でもあります。

 滝の落差は約20m、幅は約65mあるので2時間に1本くらいしかやってこない列車の通過を待つ間の散策をしていても退屈しません。



③漆黒の古間駅

(長野県上水内郡信濃町)

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 この場所は私の過去記事でも何度もアップしている場所です。

 田植えを控えた水田が列車を映す季節を選んでやってきました。

 闇に浮かぶ小さなローカル駅の照明と列車の車内灯を映す水田は艶やかな光沢を放ち、まさに漆黒という言葉が似合うような気がします(実際に撮っている時はカエルの大合唱で漆黒という言葉から感じられる静寂とは正反対なんですが•••)。

 この場所は私のお気に入りの場所のひとつなので昼間の画像も別の日に「母ちゃんアンケート」に出場させてほしいことを母ちゃんに上申中です。



④都会の庭園

(東京都北区)

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 東京都北区西ヶ原にある旧古河庭園は古河財閥の本邸として造られ、洋館と西洋庭園、日本庭園を併せ持つ施設で現在は東京都立庭園となっています。

 東京のバラ園としても有名で、今回の「母ちゃんアンケート」1回戦第1日目にエントリーした文京区の六義園からもそれほど遠くないので趣の異なるふたつの都立庭園の対比を1日で楽しむことができます。

 個人的には「人工的な美」より「自然美」が好きな私ではありますが、かといって人工的なものを否定するつもりは全くなく、庭園や借景などの技法には感心させられるし、我が国が誇るべき芸術であると思っています。


「ということで、今回は③番の『漆黒の古間駅』が勝ち残りましたよう♪」


 古間駅は小さな無人駅です。単線の棒線駅(国鉄時代はもうひとつホームがあって列車のすれ違いが可能でした)、北しなの線では一番規模が小さな駅といってもいいでしょう。

 小さな駅の照明が闇の中にぼんやり浮かび上がっているさまは好きで、近年は住宅がかなり増えた古間駅周辺ですが、駅の裏の田圃を貫く道から眺める構図は私のお気に入りです。

 とくに田圃に水が張られた田植え前後の時期は一番好きで、早朝は朝の日差しを受けて輝く列車とどこまでも突き抜けるような青空と妙高山や黒姫山を背景とした水鏡を撮影できるし、夜になれば今回アップしたような画像を撮影できます。

 車で訪れた時は道路の幅員が狭いので駅舎側の長野寄りにある駐車場に車を止めて徒歩で踏切を渡って線路の反対側に回り込む方が迷惑にならないと思います。


「今回もご回答ありがとうございました。次回もよろしくお願いしますよう❗️」

 

6月に思うこと

 

 

 

 

 

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