「どちらも行きたい❗️」
と、答えてしまうと「回答になっていない」となってしまいそうですが、どちらもいいですね。
しかし、人混みは嫌なので海水浴場や高原などはシーズンを外して行くようにしています。別に泳がなくたって山に登らなくたっていい。
じゃあ何が楽しくて行くんだ?•••ということになりますが、静かな空間で季節を感じられる音を楽しむのがいいのです。虫の音や波の音•••人がいないところであればノイズが無いですからね。
長編成の貨物列車の音が遠ざかってゆくにつれて晩夏を感じさせる虫の音が聞こえてきます。私にとって少年時代に戻れそうな音なのです。
聞こえるのは波の音だけ•••身体を回転させて撮影していたらEF510形電気機関車が単機で通過していきました。
こちらも波の音だけです。シーズンを過ぎた海水浴場の静かな夕暮れ時です。
こちらは駅を発車してゆく列車と虫の音が聞こえる動画です。いかにも国鉄型電車といったブロワの音と遠ざかるときに鳴り響くタイフォンの音という組み合わせは私にとって「海or山」という垣根を乗り越えた「旅情」を感じる音です。
高原の夏のレストランにて。響く蝉の声、とくに蜩(ヒグラシ)は涼しげで好きです。
こちらも蜩の声です。どこかで一匹がカナカナと鳴き出すとあちらこちらから追随するように声が響いてきます。他の蝉と違って蜩の声は涼しげで心が安まります。
夏が去ってゆくのを感じさせる虫の音。山あいの小さな駅の夜は好きだな•••。豪雪地帯の晩夏はどこか哀しさを感じます。
風景は海も山も好きだけれど、こうして動画を振り返ってみると
(おれは音が好きなんだなぁ•••)
とつくづく感じます。