「母ちゃん引率ドライブ•北陸編」は今回で最終回となります。


 富山県黒部市生地「魚の駅生地」とすぐ近くの「高岡商店」に立ち寄って買い物をして帰路に着きます。


 生地からだといつも国道8号線には出ずに県道2号線をそのまま進んで入善町の市街地を抜けて朝日町で再び海岸沿いに出て朝日町の宮崎で国道8号線に入るというのが私のお決まりのコースです。

 朝日町の宮崎では国道沿いに名物のたら汁が美味しい定食屋さんが数軒あるのですが、今回はこのシリーズ初回でアップした氷見市の氷見漁港にある「魚市場食堂」で食べた漬け丼(漁師汁付き)を食べて(母ちゃんが食べきれなかったやわやわ丼の残りも食べたので•••)まだ空腹ではなかったから今回は通過しました。私は一番新潟県境側に位置するドライブイン金森に立ち寄ることが多いですが、さすがに今回はパスしました。

 朝日町宮崎で国道8号線に入るとすぐに新潟県との県境を流れる境川を渡って新潟県糸魚川市に入りました。市振駅前を過ぎると断崖絶壁が海岸に迫る天険•親不知。洞門と急カーブ、そして急勾配が連続する区間です。画像は工事による片側交互通行の信号待ちの時に撮影したものです。


 親不知•子不知(おやしらず•こしらず)の地名の由来については諸説あるようですが、有名なのは以下の二つでしょう。


 断崖に打ちつける波が引いた時に親は子を、子は親を振り返ることもなく駆け抜けたのでこの地名となった。


 むかし、平家が滅亡したときに生き残った平頼盛は都人の悪口雑言に耐えきれず領地のある越後国蒲原郡五百刈村(現代の新潟県長岡市)へと落ち延びていった。それを聞いた妻は夫を慕うあまり2歳の我が子を抱いて京から越後をめざしたが、この地で我が子を波にさらわれて失った悲しみを歌に詠んだことからこの地名になった。

親しらず 子はこの浦の波枕 越路の磯の 泡と消えゆく


 動画は昨年の秋に撮影したものです。



 道の駅•マリンドリーム能生能水商店。まだ新しいようですが、いつの間にできたんだろう?






 結局この日はお昼は食べずに国道18号線に入って道の駅•あらい食堂ミサで夕食に野菜ラーメンを食べて帰りました。