昨日は早朝の4時15分に出発。国道18号線を下って上越市で国道8号線を西へ向かいます。

 郷津トンネルを抜けて富山県境までひたすら続く日本海の景色を眺めながら走ります。


 国道8号線を新潟県から富山県へと進み、滑川市の北馬場から国道415号線を進みます。

 射水市の富山新港に架かる新湊大橋を渡って高岡市の伏木を抜けて向かったのは富山県氷見市

 途中の富山ライトレールの踏切の先の交差点をネックに渋滞に遭ってしまったので着いたのは自分の計画より20分ほど遅く9時ちょうどに氷見の魚市場に到着しました。

 何も食べず、寄り道もしてこなかったのでまず腹拵えです。

 時間的に市場内はわりと閑散としていましたが、空の上にはおこぼれを頂こうとカラスが集まっていました。


 階段を上がって食堂の前まで来たところでいきなり母ちゃん
「父ちゃん父ちゃん、フラミンゴがいるよう❗️」
と、大きな声で言いました。競りも終わって仲買人さんなども引き上げたあとの閑散とした市場内に母ちゃんの大きな声が響いたものだから後片付けをしている市場の人たちでしょうか•••どこからかカスカスと失笑が聞こえてきました。
「あれはサギだろう」

 わかります?


 アオサギでしょうか?あまり詳しくないので間違えていたらご指摘ください。

「サギってぇことは今流行りの悪い奴らってことかえ?」

 今度はどこからかゲラゲラと笑い声が•••。


 こちらで豪華な朝食です。

「母ちゃん、少し黙ってておくれアセアセ

 その場から逃げるように母ちゃんの手を引いて食堂に入ります。

 市場の食堂で食事するのは久しぶりです。長距離トラックドライバーだった頃には利用することもありましたが、内勤となって管理職になってから10年も経過すると市場自体あまり行かなくなります。

 何年か前に現在居住している足立区内にある東京都の足立市場に散歩の帰りに立ち寄って食べたのが最後かなぁ•••。

母ちゃんやわやわ丼

 やわやわとは「柔らかい」といった意味で使われる富山の方言ですが、氷見市では「ちょうど良い」とか「ほどほど」といった意味でもあるそうです。


 私は漬け丼を注文しました。最初は鶉の卵をかけて食べ、後半はポットに入った出汁をかけまわしていただきます。

 漁師汁は鍋にて提供されます。カセットコンロで温めてからいただきます。

 あら汁の味噌仕立てといったところです。汁物大好きな私に堪りませんな。

 帰りは富山県にドライブに来たら恒例となっている朝日町でたら汁ごはんを食べて帰るつもりが、ここで漁師汁を食べてしまったものだからこちらは今回はパスしました。


 私たちが食べ終わる頃になって行楽客がたくさん入ってきました。駐車場には東北や関東、中京や関西方面まであちらこちらのナンバーの乗用車が駐車していました。私たちはいいタイミングで入っていたようで、窓際の席で景色を楽しみながら食事を楽しむことができました。