一面の深雪が消えて里に桜花(はな)が咲き始める頃には国鉄色が似合っていた•••そう思うのは私だけでしょうか?
JR東日本信越本線
(現•しなの鉄道北しなの線)
黒姫〜古間(長野県信濃町)
今はもう見られない組み合わせです。これが見られたのは9年前まで•••年月が経過するのは本当に早いものです。
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン
(旧•信越本線)
関山〜二本木(新潟県上越市)
この車両が国鉄〜JR時代を通じてここを営業運転で走ることはありませんでしたが、直江津駅まではやってきていました。
かつて国鉄金沢運転所〜JR西日本金沢総合車両所に配置され、北陸本線で活躍していたこの車両をえちごトキめき鉄道が購入して国鉄急行色(交直両用車両色)に復刻されて観光快速列車として土休日限定とはいえ活躍することを誰が予想したことでしょうか?
ただ、こうして元気に今も走り続けてくれることは喜ばしいことです。
山々が残雪を輝かせて里に生命の息吹きが蠢き始めるこの風景には国鉄色がよく似合う•••改めて感じさせられます。