「母ちゃん引率旅行記•山陰編」の続きです。
雨が止んだので木屋旅館に着いた私たち夫婦は三朝(みささ)温泉の温泉街を散策しました。
私が小学生の頃だった昭和40年代後半•••もう半世紀も昔から時間が止まっているかのような町並みに懐かしさを覚えるような気分です。
私が子供の頃は温泉街といえばこのような娯楽場があって、これが楽しみのひとつでした。
久々に射的をやってみました。
射的で倒したポイントにより景品が貰えます。
「父ちゃん、また当てたのかえ?凄いよう❗️」
「なんだ、母ちゃんは全然倒せないのか?」
「的が倒れないように底が棚にアロンアルファでくっつけてあるみたいなんだよう❗️」
「••••••❗️」
慌てて母ちゃんの口を押さえましたが時すでに遅く、周囲からはクスクスと失笑が•••。
(ご、誤解を招くような発言は慎みなさい)
スマートボールにも久しぶりに挑戦です。
初めのうちはそれほど上手くいきませんでしたが、やっているうちに高いポイントの穴に入るようになってガラスの上の半分以上が玉で埋まってしまうほどになってキリがないので隣で交代しながら遊んでいた母娘に
「もう帰るからこれで遊びなよ」
と、譲って旅館に戻りました。
夕食の前にまず貸切風呂に入りました。
こちらは予約不要、入口に掛かっている札を入浴中にして中から錠をかける仕組みです。
手前は水で埋めてちょうどいいくらいになっていますが、奥は水で埋めてなくてめちゃくちゃ熱い。
前日泊まった出雲市のはたご小田温泉の女将さんが言っていた通りです。
そして大浴場(といっても広くはありません)へ向かいました。
三朝温泉温泉は世界屈指のラドン含有量を誇る温泉です。
木屋旅館には呼吸器系の病に効能があるというミストサウナ(予約制)もあるのですが、これには入る時間がありませんでした。
次回に続きます。