出雲市駅から米子駅までは特急「やくも14号」に乗車してきましたが、ここからは12時17分発の特急「スーパーまつかぜ8号」鳥取行に乗車です。

 特急「スーパーまつかぜ」は列車によっては益田駅始発もあるのですが、この列車は米子駅始発となっています。

 1本前の「スーパーまつかぜ6号」であれば出雲市駅から乗り換えなしで移動できるのですが、出雲市駅の発車時刻を考えるとはたご小田温泉で朝食を食べてからチェックアウトして出雲市駅までレンタカーを運転して返却•••というのはかなり慌ただしく綱渡り的なので余裕を持ってこの乗り継ぎとしたのでした。


 鳥取方向から入線してきたのはキハ187-1+キハ187-1001というトップナンバー編成でした。

 指定席車両の1号車キハ187-1に乗車。

 特急列車らしからぬ(?)2両編成というミニ編成ですが、国鉄時代の特急「まつかぜ」は京都駅と博多駅の間を山陰本線経由で結んでいた列車で、食堂車も連結した堂々たる編成で運転されていました。


 2002年に鉄道友の会から受賞したローレル賞のプレートが取り付けられていました。


 187系気動車はJR西日本が山陰地方の特急列車用として開発した車両です。グリーン車は存在しないモノクラスの車両で、外観のデザインも個人的には(ちょっと安っぽく見えるなぁ)

と、以前から思っていた車両ですが、実際に乗車してみると照明の色など落ち着いた雰囲気で好感が持てました。但し、ヘッドレストのカバーがビニールなのは特急列車としては残念でしたが•••。

 肝心の「走り」は軽快で、国鉄時代からの古い車両である「やくも」から乗り継いだこともあって乗り心地が良くて快適でした。


 12時17分、定刻に米子駅を発車しました。



 40分に満たない乗車で次の停車駅である倉吉駅で下車しました。




 乗車してきた「スーパーまつかぜ8号」を見送ります。






 米子駅では鬼太郎列車を見ましたが、こちらのローカル列車はコナン列車。原作者の出身地が鳥取県だからだそうです。


 第3セクター智頭急行HOT7000系特急「スーパーはくと」が停車していました。


 この列車は京都駅から東海道本線〜山陽本線を通って兵庫県の上郡駅から智頭急行線〜因美線経由で鳥取駅を通って山陰本線で倉吉駅までを結ぶ列車です。




 次の宿泊地へと向かいます。

 次回に続きます。