好きなお寿司は?
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回転寿司はあまり行かないけれど、こちらも画像はまったくといっていいほど撮っていない。
唯一撮ったのが数年前、御徒町の「金沢まいもん寿司」に行ったときのもの。
そういえばそれ以来回転寿司には行っていないような気がする。
最近では居酒屋でも寿司を出す(チェーン店の居酒屋には行かないからレベルは知らないが•••)お店も珍しくなく、酒を飲めない女房どのを連れて行きたい店もある。
握り寿司が好きなのはもちろんだけれど、押し寿司やちらし寿司も好きだ。
信越国境の北国街道や飯山街道を通る大名行列に宿場の人々が振舞ったという笹寿司。古くは戦国時代、上杉謙信の軍用食だったとも伝わる笹寿司は海鮮寿司とは違った魅力を感じて、こちらも私の好物だ。
国鉄時代、信越本線の妙高高原駅の駅弁として販売されていた笹寿司が好きだった。駅前の石田屋という土産物店が製造販売していたが、廃業してしまって久しい。
駅弁といえば保存が利く寿司が多い。
中でもお気に入りは新潟県の三新軒のえび千両ちらし。
今でこそ趣向を凝らしたさまざまな駅弁があるけれど、私の少年時代は駅弁といえば信越本線横川駅の峠のかまめしと北陸本線富山駅のますのすしが両横綱だった。東京駅や上野駅、新宿駅で売られている駅弁なんて不味くて買おうともしなかったけれど時代も変わったものだ。
ますのすしは醤油をぽとんと一滴落として食べるのが好きだが商品に醤油は付いていないからそれをするのは自宅に買って帰ったときだけ。
ぶりのすしはますのすしよりも高いけれど、見かけるとつい買ってしまうほど好きだ。
寿司の話題からは離れてしまうが「旅つながり」で少し音楽の話に触れてみたいと思います。
今月は久しぶりに夫婦で旅行をするからというわけでもないだろうが、昨日かつて国鉄の「いい日旅立ちキャンペーン」のCMソングに使われた山口百恵が歌って大ヒットした「いい日旅立ち」がなぜか脳裏に流れた。
この曲は今更述べるまでもなく谷村新司の手により生まれた名曲だが、どういうわけかわからないけれど連鎖反応のようにもう40年ほど前に聴いた曲が脳裏に甦ってきた。
何度か自分の拙いブログ記事で触れているが、私は高校を卒業してすぐにトラックドライバーとなって30年近く走り回っていた。管理職となって内勤になり10年ほどが経過するが、ドライバーとして駆け出しだった「クソガキ」時代にどこかのドライブインかスタンドだかでたまたま見つけた中森明菜のミュージックテープを買ったことがあった。いま思えば「セカンドラブ」や「スローモーション」で売れっ子アイドルだった彼女がその後の路線へと変貌してゆく過渡期のアルバムだったのかもしれない。
高校生の頃からはほとんど洋楽ばかり(当時流行っていたAORやR&B、クロスオーバーなどをよく聴いていた)収集していた私には珍しくアイドル歌手のミュージックテープを購入したのだが、その中に谷村新司の手による曲が入っていた。その曲がいま約40年ぶりに脳裏に甦ってきて無性に聴きたくなったのだが、曲のタイトルも覚えていないしアルバムのタイトルも覚えていない。
しかし、世の中便利になったものだから布団の中で寝そべったままスマホで検索できてしまう。
課金サービスは利用しない私だが、ひとつだけ利用しているサービスがある。music.jpがそれだが、中森明菜で検索して見覚えのあるアルバムジャケットがないか目を凝らして探してみた。
微かな記憶を頼り
(これだったかな?)
と、タップしてみたのが「NEW AKINA エトランゼ」というアルバム。収録曲のタイトルから選んで試聴してみたら約40年ぶりに耳の中に入ってきた。
「感傷紀行」という曲だった。これをダウンロードしてからこの曲のライターである谷村新司自身が歌っていないのか探してみたら昨年国立劇場で行われたらしいライブを収録したアルバム「THE SINGER 」に収録されていたから、同じアルバムに収録されていた「いい日旅立ち」とともにダウンロードした。自分が持っている音楽CDからPCを介して取り込んだものも含めてスマホの中はほとんど洋楽が占めている私には珍しいことだ。
「人は皆やさしいものと信じれるかもしれない」
そうであるはずなのに「壊れた人間」が人からやさしさを奪っている社会でなくなりますように。












