思わず撮ってしまった風景は?

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新潟県柏崎市上輪にて
    この付近で日本海に沈む夕日とJR東日本信越本線E653系特急「しらゆき7号」絡めて写真を撮りたいと思って車を走らせてきた9月中旬のある日…少し早めに着いたので少し移動してやってきた柏崎市の上輪(あげわ)海岸。
    雲から射す夕日に照らされる日本海が美しくて思わず車を停めて撮影しました。
    意図していなかった画像となりましたが、夏から秋への移り変わりが感じられて個人的には気に入っている写真です。
    そして肝心の夕日と列車の写真はというと…。
    列車の通過時刻直前になって夕日はぐんぐんと西の空を沈んで日本海に水没…もとい、日没。
    音戸の瀬戸(広島県)に伝わる平清盛が沈む夕日を扇ぎ戻した伝説が脳裏を過りましたが勿論そんなことが出来るはずもなく…。
    無情にも日没直後のモノクロの世界となった海岸を特急「しらゆき7号」は通過していきました。
    秋の日は釣瓶落としなんて言いますが、この付近では9月のアタマだと列車の通過時刻は水平線のわずか上に夕日は位置しており、ということは来年はもう少し考えて訪れてみようと思います。といっても夕日が水平線にさしかかる頃に霞がかかってしまったりすることも多いのでそこは運次第ということにもなりますが…。次の一枚ははツイていたとき写真です。



長野県上水内郡信濃町野尻にて
    長野県北部に位置する上水内郡信濃町(かみみのちぐんしなのまち)は新潟県と県境を接する町です。
    冬は雪深い豪雪地帯…紅葉の季節は雪の足音が聞こえてくる合図と言ってもいいかもしれません。
    木漏れ日が優しくて思わず撮った山林の晩秋の風景です。
    私の勝手な思い込みですが、ひとり旅で訪れた美しい女性(断っておきますが、年齢や器量のことを言っているのではありません。心の美しさが相に表れている清廉な女性を指しているのです)が散策している姿など似合いそうです。もしそんな場面に遭遇したら承諾していただければ写真を撮らせていただきたいですね。でも…私は人見知りなのでたぶん声をかけることもできず写真は諦めることでしょう。
    まあ少なくともこういう風景は私のようなおじさんには似合わないことだけは確かです。


山形県山形市山寺にて
    山形市の天台宗宝珠山立石寺(通称山寺)といえば紅葉の時期などは多くの観光客で賑わう名勝。
    しかし、雪に覆われる冬に訪れる人は少なく、静寂に包まれた趣にも魅力を感じます。
    一昨年の年末に訪れたときの写真ですが、この像は俳人・松尾芭蕉。
    このとき驚いたのはこの像の近くにまだ二十歳前後と思われる色白の若い女性がミニスカート(それもかなり丈の短い)姿でひとりで佇んでいたこと。それほど強くはなかったけれど雪が舞う寒さの中…脚を晒してたったひとりで佇んでいたことに男性の私からすると理解に苦しみましたが、妙に画になっていたのが不思議でした。さすがにスマホを向けて写真に撮るわけにもいかず、かといって声をかけて写真を撮らせてもらう勇気もないから素通りしましたが、厳かな風景と一致しない姿に言葉では言い表せないような「カッコよさ」を感じたのはどういうわけでしょうか…?
    そして再び驚いたのは奥の院へと続く長い石段を登っていたら上から若い女性二人連れが下ってきたのですが、ひとりはこの時期らしい服装に身を包んでいましたが、もうひとりはかなり丈が短いミニスカート姿…先刻の女性同様に無防備というか…しかも石段はガチガチに凍っていてとても危険な状態でしたから
(寒くないのか?一体何を考えてるんだろう…)
というのが正直な感想でした。もちろん下にいる私がスマホなんか構えたら「盗撮」になってしまいそうだから写真には撮っていませんが…。
    足元はこんな状態だから本当に危険です。彼女たちは奥の院まで行ってきたのかな?だとすればかなりのチャレンジャーです。私など奥の院から下りてくるときにはあまりにも滑って危険だから手摺に掴まりながらカニ歩きでゆっくり下りてきたほどなのですから…。
    でも、彼女たちにも旅行雑誌の表紙にでもなれそうなほどの印象を感じたのはなぜなのか…。
    帰宅して母ちゃんにそのことを話したところ
「父ちゃん、それは『女は無神経だ』と言っていると受け取っていいのかえ?」
「いえ、滅相もない…アセアセ

    さて、ある程度計算して撮影した写真が脳裏に描いた通りに撮影できたり、あるいは予想を上回る出来になれば満足感を味わえますが、予想外の出来事に遭遇したときの画像は出来の良し悪しに限らずいつまでも保存していたくなるものです。
    以下の画像は過去にもアップしましたが、5年前の2月に夫婦で秋田県を旅行したときの帰りの列車の中きら撮影したものです。
    秋田駅から秋田新幹線「こまち」に乗車して上野駅まで戻ってきたのですが、大宮駅に着く前にふと車窓を見ると隣に北陸新幹線「あさま」が並走しているではありませんか!
「こまち」が通る東北新幹線の線路と「あさま」が通る上越新幹線の線路は大宮駅のかなり手前から並行しており、そのまま大宮駅まで至ります。
    この日は福島付近を走行中に宮城県を中心にやや強い地震が発生、東北新幹線の送電がストップして乗車していた列車は急停止して10分くらい停車してから運転が再開されました。
    少しずつ遅延は回復されましたが大宮駅には6分ほど遅れて到着するとの車内放送がありました。
    地震により東北新幹線に遅延が発生したためタイミングよく(?)定刻通りに運転されていた上越・北陸新幹線の列車との並走シーンが繰り広げられたわけです。
    私たち夫婦が乗車していた「こまち」の乗客も並走する「あさま」の乗客もスマホやデジカメを相手の列車に向けていたのには笑えました(もちろん私もそのひとりですが…)。
    並走したまま大宮駅に同時到着。
    このときはスマホのバッテリー残量がほとんど無くて動画に出来なかったのが残念でしたが、機会はその2年後に訪れました。


    この日は北陸新幹線「はくたか」に新潟県の上越妙高駅から乗車して東京駅に向かっていました。
    大宮駅到着が近づいて東北新幹線の線路と並行が始まったときに車窓を眺めていると後方から東北新幹線「やまびこ」山形新幹線「つばさ」がやってきて並走を始めました。東北新幹線にダイヤの乱れが発生していたようでした。
    以来…東北新幹線の上り列車で進行方向左側の座席に座ったとき、上越・北陸新幹線の上り列車で進行方向右側の座席に座ったときには大宮駅到着が近づくとスマホをポケットから出して準備しておくのですが、ダイヤは正常でこのようなシーンにはなかなか遭遇しません。
    大宮駅~東京駅の間は東北新幹線の線路を北海道新幹線・東北新幹線・秋田新幹線・山形新幹線・上越新幹線・北陸新幹線の列車が線路を共用して4分間隔で運転されている区間…ダイヤの乱れが発生するとこのような機会に恵まれる確率アップ(?)で乗車するたびに期待してしまう不埒な私です。


富山県黒部市生地にて
    私の家のルーツはここ黒部市生地です。曾祖父が分家して東京に出てきたため私は住んだことはありませんが、こちらを訪れたときの風の匂いが好きなのは血脈なのでしょうか?
    漁港から眺める立山連峰…富山県らしい風景に曇天ながら思わず撮影しました。

えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン
関山~二本木
    深い雪に覆われていた信越国境に遅れてやってきた春の女神は清廉な笑みを振りまきながら里を美しい風景に彩ります。
    妙高はねうまラインの車窓が一番美しいのは4月下旬から5月上旬と言ってもいいほどです。
    かつての信越本線が北陸新幹線金沢開業により第三セクター化され、車両はJR東日本から購入したオールロングシートの車両となってしまいましたが、妙高高原から直江津へ向かう下り列車の進行方向右側のシートに座ると向かい側の窓を額縁としてまだ多くの残雪を纏っている妙高山系の山々を眺められます。  
    車内は空いていて向かい側に誰も座っていなかったので思わず撮影しました。


    信越国境がまだ雪景色に覆われている頃…関東の水戸では「水戸の梅まつり」偕楽園で始まっています。
    梅の花が好きなのでたくさんの梅に感嘆しつつ園内を見学して歩いていたらJR東日本常磐線の線路際に出たのでスマホで時刻表を検索するとすぐに下りのE657系特急「ひたち11号」がやってくる時刻。
    急いでスマホをポケットから取り出して動画モードにしたところに列車がやってきました。

    今日アップした写真は過去記事でアップしたことがあるものばかりですが、思わず撮ってしまったお気に入りのものを一部貼り付けました。